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心樹庵  手摘み 本山烏龍茶 印雑実生 2020

心樹庵  手摘み 本山烏龍茶 印雑実生 2020
価格:1080円/20g タイプ:リーフ 評価:★8




心樹庵  手摘み 本山烏龍茶 印雑実生 2020
商品説明:
使用原料は樹齢6年の印雑131の実生。2020年4月下旬製茶。生産者は高橋 一彰。萎凋度は軽・焙煎無しの烏龍茶。



今回のお茶は、最後の印雑!心樹庵からリリースされている実生のウーロンですね。
丸高農園のお茶自体はあと3つありますが、ようやく印雑には一区切りです。片親が印雑131とはいえ、実生なのでキャラクターはちょっと分かりませんね。シルバーポットのロットと飲み比べてみようと思います!


心樹庵  手摘み 本山烏龍茶 印雑実生 20201
心樹庵  手摘み 本山烏龍茶 印雑実生 20202


茶葉はこんな感じ。左がシルバーポットの印雑131実生。この状態では並べても違いはありませんね。
抽出は3パターン。
茶葉は2.0g、湯量150mL、90度で5分蒸らしの紅茶風の淹れ方。
茶葉は1.0g、湯量40mL、一煎ごとに1分蒸らす中国緑茶風の多煎抽出。温度は80度と90度にしました。




〇紅茶風
[水色]


心樹庵  手摘み 本山烏龍茶 印雑実生 20203

シルバーポットのロットの方が明らかに濃いレモンイエロー。心樹庵の方は淡い黄色ですね!


[香り]
トップノートは竹を思わせるスカッとした爽やかなグリニッシュさとグリーンフルーツの甘さ。若葉の清涼感と穀物感が続き、クリアな印象の香り立ち。

[味]
風味は釜香混じりの軽快なグリニッシュ。戻り香はフルーティー。
口に含むと瑞々しくライトな味の広がり。さらさらとした舌ざわりの甘みを感じ、酸味と苦渋味によるシャープなエッジが後から響く。凝縮感の後、ドライな甘みでフィニッシュ。




〇多煎抽出:80度
・1煎目:抽出時間50秒
香りはとうもろこしのような穀物感と釜香の香ばしさ。そこに白ブドウの甘いフルーティーさが混ざる。
口に含むとみずみずしい甘味。ほどよい酸味と旨味が感じられ、ほろ苦さへと続く。烏龍茶というよりは美味しい緑茶という印象。

・2煎目:抽出時間45秒
香りはブドウの甘さ。弱い花蜜と穀物。
風味は香ばしい穀物と釜香。
口に含むとみずみずしい甘味と塩味、ほろ苦さ。その後は旨味が酸味とともに弱く広がる。全体的に少しシャープになった。
余韻はドライな甘みが残る。

・3煎目:抽出時間55秒
香りは弱くクリーミーな甘さ。ほのかなブドウ。
口に含むとみずみずしい口当たり。甘味メインだが主張は弱く、酸味や苦渋味も弱い。フィニッシュにはほろ苦さを感じる。

・4煎目:抽出時間65秒
香りは微妙にみずみずしい。
口に含むとマイルドなミネラルウォーターという印象。厚みがあるまろやかな口当たりで、フィニッシュはさっぱり。

・5煎目:抽出時間75秒
香りは微妙に蜜の甘さ。
口に含むとみずみずしい飲み心地のミネラルウォーターという印象。酸味のエッジでマイルドなフィニッシュ。

・6煎目:抽出時間85秒
香りはなし。
甘やかなお湯という印象。




〇多煎抽出:90度
・1煎目:抽出時間50秒
香りは穀物感とブドウの甘さ。華やかなジャスミンの香り。
口に含むと滑らかな甘み。みずみずしい口当たりで、ほろ苦さと酸味のエッジでフィニッシュ。

・2煎目:抽出時間45秒
香りは穀物感とブドウの甘さだが、少しフルーティーさが前に出るようになった。
口に含むとみずみずしい甘味とほろ苦さ混じりの旨味。酸味が入って爽やかなエッジでフィニッシュ。

・3煎目:抽出時間55秒
香りは瑞々しいブドウ。
口に含むと瑞々しい口当たり。甘味・塩味・酸味・ほろ苦さのバランスが良く、さっぱりとしたフィニッシュ。

・4煎目:抽出時間65秒
香りはほんのりクリーミーなウッディーさ。
口に含むと瑞々しくまろやかな口当たり。シャープな酸味混じりのほろ苦さでフィニッシュ。

・5煎目:抽出時間75秒
香りはほんのりフルーティーなニュアンス。
口に含むと少しシャープなミネラルウォーターという印象。最初は甘やかだが、すぐに掠れたエッジが入り、そのままフィニッシュ。

・6煎目:抽出時間85度
香りはなし。
口に含むと優しい口当たりのお湯。




クリアーな香味!



香りは分かりやすく印雑131のフルーティーさが出ていますが、その一方で味ではそれほどアタックが強くありませんね。ミネラル感こそあまり感じられませんが、煎を重ねても甘やかで飲み応えのある味わい点はgood!バランスのとれた完成度の高い商品だと感じました!

シルバーポットのロットと比べると透明感がまるで違いますね。
シルバーポットの方はフルーティーさはもちろんですが花香が強く、甘い香ばしさの主張が台湾茶の四季春みたく派手な「濃香」。また、味わいも濃厚。ミドル以降の味の広がりが強いですね。デメリットは味が強い分アタックも強く、多煎抽出するとドンドンシャープになっていきます。
今回のお茶は、香りの派手さこそないものの清涼感があっていかにもな「清香」。味わいの瑞々しさも清々しい印象に拍車をかけており、煎を重ねて美味しいのはこちらですね。

ガツンとパワフルなお茶が好きな方はシルバーポット、清らかなお茶が好きな方は心樹庵がオススメですね。ちなみに私は両方好きです。どっちも好きな方はどっちも買ってしまってもいいと思います!
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けy

Author:けy
エロゲがきっかけで、エロゲよりもどっぷりと紅茶にハマった男。トワイニングの「セイロンオレンジペコ―」が私のスタートです。このブログではシングルオリジンを中心に、入手が容易なブランドものや、正体がよく分からないものまで、お茶であれば価格・産地・製法を問わず紹介しながら飲んだレビュー・感想を綴っています。更新は可能であればほぼ毎日12時、余裕があれば19時もです!

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