牧之原山本園 和らぎ棒焙煎紅茶
- 2020/10/13
- 19:00
牧之原山本園 和らぎ棒焙煎紅茶
価格:500円/30g タイプ:リーフ 評価:★7 サンプル提供可

商品説明:
使用品種はべにふうき。花様の萎凋香に焙煎を加え、さらに茎からの旨味が加わってバランスの良い芳醇な紅茶になった。
積み茶の消化です。これで山本園は終わりですね!最後の商品は……棒茶の紅茶をほうじ茶にしたものです。なかなかトリッキーな和紅茶ではないでしょうか。棒紅茶の時点で「ん?」となるところ、更に焙じるとは……属性を盛りまくっていますね!

茶葉はこんな感じ。茎までしっかり茶色い!本当に紅茶ですねぇ。
茶葉は2.0g量り取り、湯量150mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]
トップノートは上品な炭の焙煎香。ほのかな柑橘感と焙煎感に絡んだドライな枯れ感+ほのかな花のニュアンスが華やかに香る。ミドルでは旨さを感じる火の香ばしさ、少し蜜っぽい甘いウッディーさ。酸混じりの枯葉感。奥の方に薄っすらと桃香。ベースノートは重く暗い焼けた豆や藁の穀物感、こんがりした灰、油っぽさ。
※詳細
・強度 トップ中、ミドル中、ベース弱
・個性 飽きの来ない、プラスαのほうじ茶
・変化 始終メインは焙煎感。冷めるにつれて他の要素が見えてくる。フルーティーさ強め。
[味]
風味は弱い柑橘感、花のニュアンスで明るい雰囲気のほうじ茶。余韻は酸っぱめ。
口に含むと甘酸っぱく軽快な口当たり。酸味と苦味による弱いアタックがあるものの、ベースにある厚い甘みによってバランスのとれたまろやかな味わい。さっぱりとしたフィニッシュ。余韻には弱い雑味を感じつつ、旨味が残る。
※詳細
・余韻 小〜中
・ボディー ややミディアム
・苦渋 フィニッシュにかけて苦味+酸味。ネガティブではないが心地よいものでもない。
・個性 酸味の主張の割に口当たりは柔らかい。中盤のアタックは少し強めだが、全体的にはマイルド。
これは……バラエティーほうじ茶だな!
紅茶と言うよりほうじ茶ですが、盛りだくさんの属性から様々な要素が現れる楽し気な香味になっていますね!
トップは柑橘感が感じられますし、主張は弱めですが花のニュアンスがある。ほのかに桃香があるのもいいですね。綺麗に火が入っていますが、べにふうきの茎の太さがプラスに働いたのでしょう。紅茶にした上に焙じても焦げ臭さはありません!
味はちょっと重めのほうじ茶という印象。茎部分だと軽すぎるかもですが、葉っぱが入っているのでボディーがペラペラになるのを上手く回避しているように感じます。
圧倒的な個性を放つ「井村園のTip&Stalk」や、超甘い「心向樹のべにふうき雫」とは異なる王道な印象の棒紅茶ですね。
個性を出しつつ、ネガティブ要素を消していく無駄のない商品!単なる美味しさならフツーの紅茶の方が上ですが、試行錯誤が感じられて面白いお茶でした!
価格:500円/30g タイプ:リーフ 評価:★7 サンプル提供可

商品説明:
使用品種はべにふうき。花様の萎凋香に焙煎を加え、さらに茎からの旨味が加わってバランスの良い芳醇な紅茶になった。
積み茶の消化です。これで山本園は終わりですね!最後の商品は……棒茶の紅茶をほうじ茶にしたものです。なかなかトリッキーな和紅茶ではないでしょうか。棒紅茶の時点で「ん?」となるところ、更に焙じるとは……属性を盛りまくっていますね!

茶葉はこんな感じ。茎までしっかり茶色い!本当に紅茶ですねぇ。
茶葉は2.0g量り取り、湯量150mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]
トップノートは上品な炭の焙煎香。ほのかな柑橘感と焙煎感に絡んだドライな枯れ感+ほのかな花のニュアンスが華やかに香る。ミドルでは旨さを感じる火の香ばしさ、少し蜜っぽい甘いウッディーさ。酸混じりの枯葉感。奥の方に薄っすらと桃香。ベースノートは重く暗い焼けた豆や藁の穀物感、こんがりした灰、油っぽさ。
※詳細
・強度 トップ中、ミドル中、ベース弱
・個性 飽きの来ない、プラスαのほうじ茶
・変化 始終メインは焙煎感。冷めるにつれて他の要素が見えてくる。フルーティーさ強め。
[味]
風味は弱い柑橘感、花のニュアンスで明るい雰囲気のほうじ茶。余韻は酸っぱめ。
口に含むと甘酸っぱく軽快な口当たり。酸味と苦味による弱いアタックがあるものの、ベースにある厚い甘みによってバランスのとれたまろやかな味わい。さっぱりとしたフィニッシュ。余韻には弱い雑味を感じつつ、旨味が残る。
※詳細
・余韻 小〜中
・ボディー ややミディアム
・苦渋 フィニッシュにかけて苦味+酸味。ネガティブではないが心地よいものでもない。
・個性 酸味の主張の割に口当たりは柔らかい。中盤のアタックは少し強めだが、全体的にはマイルド。
これは……バラエティーほうじ茶だな!
紅茶と言うよりほうじ茶ですが、盛りだくさんの属性から様々な要素が現れる楽し気な香味になっていますね!
トップは柑橘感が感じられますし、主張は弱めですが花のニュアンスがある。ほのかに桃香があるのもいいですね。綺麗に火が入っていますが、べにふうきの茎の太さがプラスに働いたのでしょう。紅茶にした上に焙じても焦げ臭さはありません!
味はちょっと重めのほうじ茶という印象。茎部分だと軽すぎるかもですが、葉っぱが入っているのでボディーがペラペラになるのを上手く回避しているように感じます。
圧倒的な個性を放つ「井村園のTip&Stalk」や、超甘い「心向樹のべにふうき雫」とは異なる王道な印象の棒紅茶ですね。
個性を出しつつ、ネガティブ要素を消していく無駄のない商品!単なる美味しさならフツーの紅茶の方が上ですが、試行錯誤が感じられて面白いお茶でした!
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