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9AM Tea MANOHARI GOLDEN ORTHODOX

9AM Tea MANOHARI GOLDEN ORTHODOX
価格:9.75ドル/10g タイプ:リーフ 評価:★8




9AM Tea MANOHARI GOLDEN ORTHODOX
商品説明:
正体はアッサム・マノハリ茶園の2020年セカンドフラッシュ。2020年10月29日に開催されたグワハティのオークションで75000ルピー/kgで落札した超高級アッサム。



今回のお茶は、インドから取り寄せたアッサム!

10月30日に、スマホのgoogleのオススメニュースでたまたまアッサムのオークション情報が表示され、そこで知った商品です。去年の落札価格は50000ルピー/kgだったようで、それよりもグーンと上がっていますね。マカイバリのシルバーティップス・インペリアルの半額くらいまで来たところを見るとアッサムの急激な価格の高まりに驚きます。(ちなみに2018年は39000ルピー/kg)
中国茶じゃないんだからそろそろ落ち着きませんかね?
ちなみに、9.75ドルは750ルピーです。……これ、儲けあるのか?


9AM Tea MANOHARI GOLDEN ORTHODOX1


茶葉はこんな感じ。金ぴか!やっぱりアッサムのゴールデンは綺麗で好きですね。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。





[香り]
トップノートはほのかな焼き芋。
ミドルノートは新芽のモルティーさが華やかに香り、スイートポテトのような甘さと山菜のような若々しい土+青さが続く。冷めてくるとキクのような花香を感じる。
※詳細
・強度 トップ弱、ミドル中、ベースなし
・個性 アース感強めのクローナルアッサムの香り
・変化 芋→モルティー・アース



[味]
風味は新芽のモルティーさ、弱い土のニュアンス。
口に含むととろみのある口当たりで、瑞々しい酸・苦みが広がる。ややビターながら、ベースに強力な甘みがあり、非常にマイルドなコクを感じる濃厚な飲み心地。ほろ苦さと酸・渋味によるガツンと来るエッジが、ミネラル感と共に感じられるビターエンド。後味として甘苦さが残り、しばらくすると甘みのみになって長く響く。
※詳細
・余韻 中
・ボディー ややフル 
・苦渋 基本ほろ苦いが主張は弱い。フィニッシュにかけて苦渋味がある。キツさはなく、むしろほどよいアクセントとして好印象。
・雑味 甘みがベースにあって気にはならないが、後味に少々ある。
・個性 P126らしいモルティー感。全編甘苦い仕様で、とてもマイルドかつ濃厚な味わい。実にアッサムセカンドらしいどっしりとした飲み応え。後味が非常に甘い。





王道のアッサム!




夜に摘むことにこだわって作ったムーンライト仕様のアッサムですが、そのせいか発酵がほどよい印象ですね。香りがやや青い点もそうですが、パワフルながら嫌なアタックがほとんどありません。
とても濃厚な味わい、そしてガツンと来るほどよいアクセントの苦渋味、後味の甘さ!滅茶苦茶甘いタイプも良いですが、程よいアクセントがあった方がやはり旨いと感じます。良いアッサムでした!
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Author:けy
基本は国内外から手に入れたシングルオリジンのダージリン・和紅茶のレビュー。緑茶や烏龍茶、フレーバードなどお茶であれば産地・製法・価格問わず紹介しています。
様々なお茶が手元に来るので、余剰があればお分けすることもできます。
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