tea trekker 中国福建省2019春 Jin Jun Mei Wild-Grown
- 2020/12/03
- 19:00
tea trekker 中国福建省2019春 Jin Jun Mei Wild-Grown
価格:11ドル/14g タイプ:リーフ 評価:★7

商品説明:
甘すぎない紅茶の香りに焦がした砂糖の香りが混ざっている。しっかりしたボディーと、滑らかかつクリーミーな口当たり。
今回のお茶も金駿。こちらは詳しい産地が不明……ですが、ここまでのお茶を見るにちゃんとしたロットを入れているので、商品条件は満たしていると思われます。価格は50gで2000円程度、安い!

茶葉はこんな感じ。黒い中に産毛が混ざっている感じ。結構良さげですね。
茶葉量2.0g、湯量40mLの多煎抽出。1煎目は20秒、以後は1煎ごとに10秒プラス。温度は95度にしました。
・1煎目:抽出時間20秒
香りは糖蜜と弱い龍眼。微妙なウッディーさが絡んでいて香りに奥行きがある。
風味は酸メインの在来の甘酸っぱさ、トーストのような香ばしさ。口当たりはこってり。余韻は中、ボディーはややフル。舌では凝縮感のある甘酸っぱさを感じ、ミネラルがじわじわと広がる地味深い味わい。雑味を感じつつさっぱりとしたエッジでフィニッシュ。後味には旨味とミネラルの甘みが残る。
・2煎目:抽出時間30秒
香りは弱い酸とこんがりとした火香、焼けた材木。
風味はカカオ。口当たりは瑞々しく濃厚。余韻は小、ボディーはミディアム。舌では酸混じりの甘じょっぱさが強く感じられ、刺激はないが存在感のある苦渋へと続く。どっしりとしたパワフルな味わい。後味はドライな甘味と塩味。
・3煎目:抽出時間40秒
香りはカカオハスク。
風味は少し陳年茶に近いアルコール感。
口当たりはまったり。余韻は小、ボディーはライト。甘味メインの弱い甘酸っぱさが始終続く。ほろ苦さ混じりのドライなミネラル感でフィニッシュ。後味はじんわりと甘い。
・4煎目:抽出時間50秒
香りは弱いカカオとモスノート。
口当たりは瑞々しい。余韻は小、ボディーはなし。舌ではこってりとした渋味混じりの甘味が感じられる。存在感はあるものの、主張はほとんどなし。弱い酸味でさっぱりとしたフィニッシュ。
・5煎目:抽出時間60秒
香りはほのかな龍眼。
口当たりは瑞々しい。余韻はなし、ボディーもなし。甘味と結びついた渋味が無刺激で感じられる。ドライな酸・渋味のエッジでフィニッシュ。
・6煎目:抽出時間70秒
香りは弱い甘さ。
味はシャビついたお湯。
なんか違うぞ!
香りは甘酸っぱいというより甘さメイン。余韻のピークが強力ではないものの、弱く長持ちするタイプですね。煎持ちの良さと香りの強度・個性が上手くマッチしていると感じます。
透明度はやや低いものの、ボディーはしっかりしていてgood。
奇種っぽさが出ていますし、正山or武夷山野生紅茶としては上出来な印象。頂点である金駿とは趣が違うものの、これはこれでアリだと感じる商品でした。
価格:11ドル/14g タイプ:リーフ 評価:★7

商品説明:
甘すぎない紅茶の香りに焦がした砂糖の香りが混ざっている。しっかりしたボディーと、滑らかかつクリーミーな口当たり。
今回のお茶も金駿。こちらは詳しい産地が不明……ですが、ここまでのお茶を見るにちゃんとしたロットを入れているので、商品条件は満たしていると思われます。価格は50gで2000円程度、安い!

茶葉はこんな感じ。黒い中に産毛が混ざっている感じ。結構良さげですね。
茶葉量2.0g、湯量40mLの多煎抽出。1煎目は20秒、以後は1煎ごとに10秒プラス。温度は95度にしました。
・1煎目:抽出時間20秒
香りは糖蜜と弱い龍眼。微妙なウッディーさが絡んでいて香りに奥行きがある。
風味は酸メインの在来の甘酸っぱさ、トーストのような香ばしさ。口当たりはこってり。余韻は中、ボディーはややフル。舌では凝縮感のある甘酸っぱさを感じ、ミネラルがじわじわと広がる地味深い味わい。雑味を感じつつさっぱりとしたエッジでフィニッシュ。後味には旨味とミネラルの甘みが残る。
・2煎目:抽出時間30秒
香りは弱い酸とこんがりとした火香、焼けた材木。
風味はカカオ。口当たりは瑞々しく濃厚。余韻は小、ボディーはミディアム。舌では酸混じりの甘じょっぱさが強く感じられ、刺激はないが存在感のある苦渋へと続く。どっしりとしたパワフルな味わい。後味はドライな甘味と塩味。
・3煎目:抽出時間40秒
香りはカカオハスク。
風味は少し陳年茶に近いアルコール感。
口当たりはまったり。余韻は小、ボディーはライト。甘味メインの弱い甘酸っぱさが始終続く。ほろ苦さ混じりのドライなミネラル感でフィニッシュ。後味はじんわりと甘い。
・4煎目:抽出時間50秒
香りは弱いカカオとモスノート。
口当たりは瑞々しい。余韻は小、ボディーはなし。舌ではこってりとした渋味混じりの甘味が感じられる。存在感はあるものの、主張はほとんどなし。弱い酸味でさっぱりとしたフィニッシュ。
・5煎目:抽出時間60秒
香りはほのかな龍眼。
口当たりは瑞々しい。余韻はなし、ボディーもなし。甘味と結びついた渋味が無刺激で感じられる。ドライな酸・渋味のエッジでフィニッシュ。
・6煎目:抽出時間70秒
香りは弱い甘さ。
味はシャビついたお湯。
なんか違うぞ!
香りは甘酸っぱいというより甘さメイン。余韻のピークが強力ではないものの、弱く長持ちするタイプですね。煎持ちの良さと香りの強度・個性が上手くマッチしていると感じます。
透明度はやや低いものの、ボディーはしっかりしていてgood。
奇種っぽさが出ていますし、正山or武夷山野生紅茶としては上出来な印象。頂点である金駿とは趣が違うものの、これはこれでアリだと感じる商品でした。
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