茶香好友 民國106年夏茶 花蓮蜜香紅茶TypeD
- 2021/02/21
- 19:00
茶香好友 民國106年夏茶 花蓮蜜香紅茶TypeD
価格:3240円/20g タイプ:リーフ 評価:★6

商品説明:
産地は台湾花蓮縣赤柯山。嘉名茶園の2017年夏茶。
今回のお茶は、蜜香紅茶の4つ目!最後の2017年産夏の蜜香紅茶ですね。

茶葉はこんな感じ。ところどころにゴールデンティップスがあります。
抽出は2パターン。
茶葉量2.0g、湯量40mLの多煎抽出。1煎目は20秒、以後は1煎ごとに10秒プラス。温度は95度にしました。
茶葉量3.0g、湯量225mL、95度で5分蒸らしの1煎出し。
〇多煎抽出
・1煎目:抽出時間20秒
香りは甘い花蜜がメイン。ドライな火香の中に僅かな甘酸っぱさを感じる。冷めてくるとニッキの香ばしいウッディーさ。
風味はスイーツのように甘いフルーティーさ。余韻は小、ボディーはライト。口当たりはまろやか。甘味がメインでさっぱりとした酸味が続く。渋味が合流し、エッジを感じてフィニッシュ。後味には塩味が残る。
・2煎目:抽出時間30秒
香りは強く甘い花蜜。華やかな蜜香がキチンと出ておりエレガントな印象を受ける。冷めてくるとドライフルーツのニュアンスとともに、炭火の香ばしさを感じる。
余韻はなし、ボディーもなし。口当たりはマイルド。甘味ベースのまろやかな酸味と苦渋味を感じる。ドライなフィニッシュ。
・3煎目:抽出時間40秒
香りはほんのり甘い。
味はお湯。
〇一煎出し
[香り]
トップノートは旨味を帯びた炭のニュアンスと、ダークな火香に包まれた瑞々しいクリアーな蜜香。
ミドルノートはドライな枯れ感とボタニカル混じりの花蜜の甘さ。冷めてくると大葉烏龍のフルーティーさが目立つようになり、梨やスミレを思わせる瑞々しい雰囲気を感じる。
※詳細
・強度 トップ中、ミドル中、ベースなし
・個性 若干強度が弱いものの、奇を衒わない華やかな蜜香がある。
・変化 ロースト・蜜香→ドライ・ボタニカル・スイート→フルーティー
[味]
風味はこんがりとした火香とフルーティーな蜜香。
口に含むとマイルドな口当たり。さっぱりとした酸味と苦渋味が甘味と共に感じられる。セイロンティーを思わせる軽快なコクを感じる味わい。酸・塩味が続き、爽やかなフィニッシュ。
※詳細
・余韻 なし
・ボディー ライト
・苦渋 キレとしてバランスのいい苦渋がある。ポジティブ。
・雑味 ざらつく感覚が残る。ネガティブ
・個性 風味はダークな火香と蜜香。小ざっぱりとして飲みやすい味わい。後味は少し甘い。
ピュアなスタイル!
お、これは結構良いですね!
比較的安価ながら王道の蜜香が感じられるロットです!TypeCはかなり発酵・火入れがしっかりしていたからか個性的な甘酸っぱい香りでした。それはそれでアリですが、美味しいと思うのは奇を衒わない蜜香紅茶だと感じますね!
中々に綺麗なボタニカルさを帯びた華やかな蜜香と、瑞々しい品種香が重なったフルーティー&フローラルな香りがgood!
味は軽いですがバランスが良く、さらりと飲めますね。
2ロットずつ花蓮と赤柯山の蜜香紅茶を飲んでみましたが、余韻・ボディー共に上質なのは花蓮という印象。香りの上限も強大で、「お金さえかければ」良いロットを得られますね。ただ、安いのは火香+品種香でごまかしてくるのでアカンです。
一方で赤柯山は蜜香紅茶ながら比較的コスパがいいという印象。同じ価格なら花蓮よりもまず間違いなく蜜香の強さはこちらが上ですね。ただ、ボディーがへちょいので飲み応えに難あり。最上は期待できないものの、良品は見つかるというタイプのやつですね。
勉強になりました!
価格:3240円/20g タイプ:リーフ 評価:★6

商品説明:
産地は台湾花蓮縣赤柯山。嘉名茶園の2017年夏茶。
今回のお茶は、蜜香紅茶の4つ目!最後の2017年産夏の蜜香紅茶ですね。

茶葉はこんな感じ。ところどころにゴールデンティップスがあります。
抽出は2パターン。
茶葉量2.0g、湯量40mLの多煎抽出。1煎目は20秒、以後は1煎ごとに10秒プラス。温度は95度にしました。
茶葉量3.0g、湯量225mL、95度で5分蒸らしの1煎出し。
〇多煎抽出
・1煎目:抽出時間20秒
香りは甘い花蜜がメイン。ドライな火香の中に僅かな甘酸っぱさを感じる。冷めてくるとニッキの香ばしいウッディーさ。
風味はスイーツのように甘いフルーティーさ。余韻は小、ボディーはライト。口当たりはまろやか。甘味がメインでさっぱりとした酸味が続く。渋味が合流し、エッジを感じてフィニッシュ。後味には塩味が残る。
・2煎目:抽出時間30秒
香りは強く甘い花蜜。華やかな蜜香がキチンと出ておりエレガントな印象を受ける。冷めてくるとドライフルーツのニュアンスとともに、炭火の香ばしさを感じる。
余韻はなし、ボディーもなし。口当たりはマイルド。甘味ベースのまろやかな酸味と苦渋味を感じる。ドライなフィニッシュ。
・3煎目:抽出時間40秒
香りはほんのり甘い。
味はお湯。
〇一煎出し
[香り]
トップノートは旨味を帯びた炭のニュアンスと、ダークな火香に包まれた瑞々しいクリアーな蜜香。
ミドルノートはドライな枯れ感とボタニカル混じりの花蜜の甘さ。冷めてくると大葉烏龍のフルーティーさが目立つようになり、梨やスミレを思わせる瑞々しい雰囲気を感じる。
※詳細
・強度 トップ中、ミドル中、ベースなし
・個性 若干強度が弱いものの、奇を衒わない華やかな蜜香がある。
・変化 ロースト・蜜香→ドライ・ボタニカル・スイート→フルーティー
[味]
風味はこんがりとした火香とフルーティーな蜜香。
口に含むとマイルドな口当たり。さっぱりとした酸味と苦渋味が甘味と共に感じられる。セイロンティーを思わせる軽快なコクを感じる味わい。酸・塩味が続き、爽やかなフィニッシュ。
※詳細
・余韻 なし
・ボディー ライト
・苦渋 キレとしてバランスのいい苦渋がある。ポジティブ。
・雑味 ざらつく感覚が残る。ネガティブ
・個性 風味はダークな火香と蜜香。小ざっぱりとして飲みやすい味わい。後味は少し甘い。
ピュアなスタイル!
お、これは結構良いですね!
比較的安価ながら王道の蜜香が感じられるロットです!TypeCはかなり発酵・火入れがしっかりしていたからか個性的な甘酸っぱい香りでした。それはそれでアリですが、美味しいと思うのは奇を衒わない蜜香紅茶だと感じますね!
中々に綺麗なボタニカルさを帯びた華やかな蜜香と、瑞々しい品種香が重なったフルーティー&フローラルな香りがgood!
味は軽いですがバランスが良く、さらりと飲めますね。
2ロットずつ花蓮と赤柯山の蜜香紅茶を飲んでみましたが、余韻・ボディー共に上質なのは花蓮という印象。香りの上限も強大で、「お金さえかければ」良いロットを得られますね。ただ、安いのは火香+品種香でごまかしてくるのでアカンです。
一方で赤柯山は蜜香紅茶ながら比較的コスパがいいという印象。同じ価格なら花蓮よりもまず間違いなく蜜香の強さはこちらが上ですね。ただ、ボディーがへちょいので飲み応えに難あり。最上は期待できないものの、良品は見つかるというタイプのやつですね。
勉強になりました!
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