カメリア・シネンシス 金川製茶 2020年春・夏・秋摘み
- 2021/02/28
- 19:00
カメリア・シネンシス 金川製茶 2020年春・夏・秋摘み
価格:960円/30g タイプ:リーフ 評価:★4

商品説明:
金川製茶の2020年産春~秋の機械摘み・機械揉み茶葉のブレンド。使用品種はやぶきた、べにふうき、ゆたかみどり。
今回のお茶は、金川紅茶のスタンダードと呼ばれる商品ですね。国産紅茶グランプリのせいで金川=スペシャルみたいなイメージがあるものの、金川としてはスタンダードも積極的に作っているようです。あちこちの店で稀に見かけますし、沖縄の特産セットみたいなところに紛れ込んでいたりしますね。

茶葉はこんな感じ。品種もシーズンもごちゃ混ぜなので2020年失格ロット(多分べにふうきオンリー)とは見た目が全然違います。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]
トップノートはシャープな枯れ感。
ミドルノートは甘酸っぱい梅と、香ばしい枯葉。乳香混じりのクリーミーな和ラン花香が続き、冷めてくると弱く青リンゴのようなフルーティーさが感じられる。
ベースノートはフル―ツの皮、芳しい枯葉。
※詳細
・強度 トップ弱、ミドル強、ベース中
・個性 和紅茶感は凄い出ているが、ブレンドされていてカオス。方向性はフレッシュ。
・変化 シャープ→ロースト・クリーミー・フローラル→フルーティー・ドライ
[味]
風味は水っぽい和ラン花香と枯葉。戻り香にリンゴ。
口に含むと小ざっぱりとした口当たり。シャープな酸味とマイルドな甘味がバランスよく感じられるトップテイスト。ミドルでは酸味・雑味・苦渋味による軽い収斂味。その後、旨味混じりのドライな塩味でフィニッシュ。
※詳細
・余韻 小
・ボディー ミディアム
・苦渋 ゼロではないがアタックはなし。ネガティブではない。
・雑味 ざらつく感覚あり。ネガティブ。
・個性 風味はフレッシュさとメローさの中間。キレはある。
ブレンドだな!
混ざてありますよ~感が凄いですね。これは特定のシーズンブレンドにした方が良かった気が……。
香りにおいて、高温時は緑茶用品種の小腸が強く、冷めてくるとべにふうきが顔を出す印象。フレッシュさが感じられるものの、相当にカオスで正直好みではありませんね。
味はそこそこうまく調整している印象。ネガティブ部分はみんなキレとして捉えられ、酸味と甘みによるのど越しの良いトップテイストが目立つセイロン系の構成です。
良くも悪くも和紅茶感は強く、飲みやすい構成ではあるので和紅茶ブレンドとしての個性はあると思いました!
価格:960円/30g タイプ:リーフ 評価:★4

商品説明:
金川製茶の2020年産春~秋の機械摘み・機械揉み茶葉のブレンド。使用品種はやぶきた、べにふうき、ゆたかみどり。
今回のお茶は、金川紅茶のスタンダードと呼ばれる商品ですね。国産紅茶グランプリのせいで金川=スペシャルみたいなイメージがあるものの、金川としてはスタンダードも積極的に作っているようです。あちこちの店で稀に見かけますし、沖縄の特産セットみたいなところに紛れ込んでいたりしますね。

茶葉はこんな感じ。品種もシーズンもごちゃ混ぜなので2020年失格ロット(多分べにふうきオンリー)とは見た目が全然違います。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]
トップノートはシャープな枯れ感。
ミドルノートは甘酸っぱい梅と、香ばしい枯葉。乳香混じりのクリーミーな和ラン花香が続き、冷めてくると弱く青リンゴのようなフルーティーさが感じられる。
ベースノートはフル―ツの皮、芳しい枯葉。
※詳細
・強度 トップ弱、ミドル強、ベース中
・個性 和紅茶感は凄い出ているが、ブレンドされていてカオス。方向性はフレッシュ。
・変化 シャープ→ロースト・クリーミー・フローラル→フルーティー・ドライ
[味]
風味は水っぽい和ラン花香と枯葉。戻り香にリンゴ。
口に含むと小ざっぱりとした口当たり。シャープな酸味とマイルドな甘味がバランスよく感じられるトップテイスト。ミドルでは酸味・雑味・苦渋味による軽い収斂味。その後、旨味混じりのドライな塩味でフィニッシュ。
※詳細
・余韻 小
・ボディー ミディアム
・苦渋 ゼロではないがアタックはなし。ネガティブではない。
・雑味 ざらつく感覚あり。ネガティブ。
・個性 風味はフレッシュさとメローさの中間。キレはある。
ブレンドだな!
混ざてありますよ~感が凄いですね。これは特定のシーズンブレンドにした方が良かった気が……。
香りにおいて、高温時は緑茶用品種の小腸が強く、冷めてくるとべにふうきが顔を出す印象。フレッシュさが感じられるものの、相当にカオスで正直好みではありませんね。
味はそこそこうまく調整している印象。ネガティブ部分はみんなキレとして捉えられ、酸味と甘みによるのど越しの良いトップテイストが目立つセイロン系の構成です。
良くも悪くも和紅茶感は強く、飲みやすい構成ではあるので和紅茶ブレンドとしての個性はあると思いました!
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