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心樹庵 両河内 静7132 2020

心樹庵 両河内 静7132 2020
価格:810円/40g タイプ:リーフ 評価:★6






心樹庵 両河内 静7132 2020
商品説明:
使用原料は樹齢約16年の静7132。生産者は片平次郎。産地は静岡県静岡市清水区布沢地区、標高200~230m。2020年5月11日製茶の浅蒸し。ふんわりとほのかに桜葉(クマリン)の香りが鼻に抜けていく。のど越しのよさと上品に残る後味の甘さも秀逸。



今回のお茶は、心ツナグで入手した豊好園の静7132煎茶!
桜の葉ような香りがするというやつですね。やぶきたの実生からの選抜ですが、そんな個性を持つとは面白いです。




心樹庵 両河内 静7132 20201


茶葉はこんな感じ。香りは清涼なグリニッシュさとほのかな花香。
茶葉は2.0g量り取り、湯量40mL、温度80度で多煎抽出。1煎目は1分、2煎目以降は30秒にしました。





・1煎目:抽出時間1分
香りは優しい桜の葉、涼やかなニュアンス。
風味は蒸しの香ばしさに桜のニュアンスが感じられる。
余韻は極小、ボディーはライト。口当たりはまろやか。酸味と強い苦味による尖った印象のトップテイスト。ミドルでは塩味と旨味も合流するが、それでもなお苦味が目立つ。キレのある酸・苦味のエッジでフィニッシュ。後味には旨味と塩味が残る。

・2煎目:抽出時間30秒
香りはほのかなグリーンフルーツの雰囲気を伴う瑞々しい蒸し感。
余韻はなし、ボディーはライト。口当たりはまったり。鈍い甘みが広がる穏やかなトップテイスト。ミドルではほろ苦さ・酸味・塩味によるコクを感じる。その後、酸・雑味のドライなフィニッシュ。後味には塩味が感じられる。

・3煎目:抽出時間30秒
香りは甘い酢飯のような酸混じりの穀物感。
ボディーもなし。口当たりは優しい。主張のないほのかな甘い液の流れを感じ、塩味とほろ苦さでマイルドなフィニッシュ。





キレの良さが魅力的!



これはかなりスマートな煎茶ですね!
あさつゆ同様……いやそれ以上に主張の強い苦味はあるものの、後に残らないキレの良さがあって心地良いですね。また、1煎目こそ尖っている印象を受けますが、2煎目以降はかなり穏やかになり優しく飲みやすいお茶になります。
香りというよりも風味に桜の葉っぽさがあって個性もちゃんとある、美味しいお茶でした!
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Author:けy
基本は国内外から手に入れたシングルオリジンのダージリン・和紅茶のレビュー。緑茶や烏龍茶、フレーバードなどお茶であれば産地・製法・価格問わず紹介しています。
様々なお茶が手元に来るので、余剰があればお分けすることもできます。
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