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心樹庵 さしま紅茶 藤かおり 2020 2nd

心樹庵 さしま紅茶 藤かおり 2020 2nd
価格:864円/40g タイプ:リーフ 評価:★3





心樹庵 さしま紅茶 藤かおり 20202nd
商品説明:
使用原料は樹齢約8年の藤かおり。生産者は木村昇。産地は茨城県猿島郡境町山崎、標高10~20m。2020年7月1日製茶、萎凋は中程度、発酵軽~中程度。煎茶にすると苦渋味が出やすいが、今回はその苦渋味を押さえた非常に香りの豊かな紅茶。



今回のお茶は、心ツナグで入手した木村さんの和紅茶!
藤かおりは以前飲んだことはあるものの、あまり良い印象は持っていませんね。このお茶はどうでしょうか?




心樹庵 さしま紅茶 藤かおり 20202nd1

茶葉はこんな感じ。香りはほのかな旨みを感じる程度。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。




[香り]
トップノートは土っぽくミネラリーな枯れ感。
ミドルノートはブドウ香料を思わせる強く甘い印雑のニュアンスがドライな枯れ感と共に感じられる。その後も枯れ感は続き、和紅茶の蜜っぽさと合わさり甘酸っぱい赤ブドウのような落ち着いたフルーティーさへと変化する。
ベースノートはドライなウッディーさ、ハチミツ、サルタナレーズン。
※詳細
・強度 トップ弱、ミドル強、ベース中
・個性 ブドウ系の要素は見られるが、インパクトに欠ける。
・変化 ドライ→フルーティー・ドライ・スイート→ウッディー・スイート



[味]
風味はレーズンを思わせるブドウ系ニュアンスが控えめに感じられる。芋っぽい甘さも少しある。
口に含むと水っぽくシャープな口当たり。こってりとした甘味をベースに苦味と酸味によるアタックを感じるトップテイスト。ミドルでは塩味と渋味が合流し、少しエグさを感じる。その後、ドライなエッジが入り、さっぱりとしたフィニッシュ。後味にはドライな塩味が残る。
※詳細
・余韻 なし
・ボディー ミディアム
・苦渋 苦々しさが残る、ネガティブ。
・雑味 辛みを覚える酸・渋があってネガティブ。
・個性 風味は微弱、味は荒くシャープ。




イマイチパッとしない。



一応ブドウ系の個性は出ているものの、蜜っぽい甘さが出てきて衝突するのがネガティブ。フルーティーさが今一つで、和紅茶的な甘さもノイズがはいいているので微妙になっていて中途半端な印象。
ボディーは少し強くなっているものの、その他の構成はべにつくばと変わらず、むしろアタックが出ている分ネガティブ要素が増えていますね……。私には合いませんでした。
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Author:けy
基本は国内外から手に入れたシングルオリジンのダージリン・和紅茶のレビュー。緑茶や烏龍茶、フレーバードなどお茶であれば産地・製法・価格問わず紹介しています。
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