TeaGardenia ダージリン2021FF ゴパルダーラ茶園Exotic Spring Oolong

TeaGardenia　ダージリン2021ファーストフラッシュ　ゴパルダーラ茶園Exotic Spring Oolong
価格：25.2ドル/50g　タイプ：リーフ　評価：★4




商品説明：
2021年3月16日摘採。春の香りとフルーティーさを携えたお茶。わずかにオリーブのニュアンスが混ざっていて繊細。ミドルでは軽くハチミツの要素があってより深みのある味わいになっている。ロットナンバーはEX-3。


今回のお茶は、ゴパルダーラのファーストフラッシュ！ちくしょう、ギダパハールと見間違えて買ってしまった……。





茶葉はこんな感じ。香りは強めに入った火香と、甘酸っぱさ。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。



[香り]
トップノートはドライな枯れ感。
ミドルノートは芋を思わせる甘く芳しい香りと、線香のようなオリエンタルな要素を帯びた火香。ぼんやりとしたボタニカルさが続き、冷めてくるとチェリーのようなシャープな甘酸っぱさを感じる。
ベースノートは香ばしい枯葉、水っぽいハチミツ、モルティー香。
※詳細
・強度　トップ中、ミドル中、ベース中
・個性　台湾風アッサム系ウーロン～ダージリンの火香を添えて～
・変化　ドライ→スイート・ロースト・ボタニカル→アクア・モルティー



[味]
風味は水っぽく弱い芋、アース感、弱いスパイシーさ。
口に含むと瑞々しい口当たり。塩味と穏やかな甘味によるまったりとしたトップテイスト。ミドルでは塩味メインの弱い渋味を感じる。その後、ドライなエッジが入り、あっさりとしたフィニッシュ。
※詳細
・余韻　小
・ボディー　ライト　
・苦渋　渋みがネガティブ。
・雑味　渋みと甘味のおかげで酸が隠れている、ネガティブではない。
・個性　スパイし＋モルティーな風味。圧が弱いものの、甘味と塩味は目立っている。




なんだこれ。




ゴパルダーラ節の効いた微妙なお茶ですね。
とりあえず、フレッシュ感はゼロ。そして何故だかモルティーな香りが感じられます。印象としては……そうですね。台湾が近いかもしれません。ダージリンの個性と、ファーストフラッシュの季節感を捨てていくとは……なんでこうなるのか。

一応苦味がない当たりウーロン茶を意識しているのでしょうけど、香りも味の圧も弱すぎて水っぽい。半発酵で出来損ないな紅茶という感じです。標高が高いのでなんとか飲めるものには仕上がっていますが……美味しくはないですね。