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ダージリン図鑑No.18 アボングローブ茶園

アボングローブ(Avongrove)
茶園評価:B



アボングローブは標高700~1700m程度に位置する茶園。
KPLというインドの多角企業が、事業の幅を広げるために2008年に買収し、現在も運営している。


アボングローブは従業員管理がしっかりしており、摘み取りから製茶まで丁寧に行っている。
15人1チームで茶葉を摘みとり、茶葉のサイズを揃えることにこだわっている。また、摘み取った後も傷つけないよう注意は怠らず、加工時はマネージャーが張り付きことあるごとに試飲してチェックする。
特徴的な口に入れた時の柔らかい口当たりはそうした努力で生まれている。

植えられているチャノキの60%はチャイナだが、特に注目されるのは20%ほどのクローナル。
スペシャリテはティップスが豊富に含まれたEuphoria(ユーフォリア)。非常に華やかな花の香りを放つ。
グレードは落ちるが、しっかりと火香を利かせたImperial(インペリアル)の名を持つロットも存在する。


Darjeeling tea boutique ダージリン2021FF アボングローブ茶園Imperial
価格:29.95ドル/50g
評価:★7
AV2のロット。バランスのとれた完成度の高いロット。

GoldenTips ダージリン2021FF Spring Imperial Organic
価格:28.14ドル/40g
評価:★4
使用品種は不明。火香が強すぎて香りが微妙。味は緩急があって良い感じ。

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けy

Author:けy
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