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相高茶荘 陳年散蔵茶

相高茶荘 陳年散蔵茶
価格:4700円/200g タイプ:リーフ 評価:★4



相高茶荘 陳年散蔵茶
商品説明:
康磚粂茶と同じ茶葉原料。解して時間がたっているので、茶葉の香りは心なしかおだやかで爽やかに感じ、風味も軽く明るく感じる。


今回のお茶は、いただき物の黒茶!
チベットの方がバターを入れて飲むやつですね。
ラッキーなことに疲れがたまって胃の調子が微妙と感じたので飲みます。



香りは陳年の熟成感、酸のニュアンス。わずかに醤油のような旨み。
茶葉は5g量り取り、湯量500mLを鍋に入れて沸騰。弱火で10分煮込んで取り出しました(1回目)。その後、茶葉を鍋に戻して再度500mLの水を鍋に入れて沸騰。弱火で10分煮込んで取り出しました(2回目)。1回目と2回目をを合体させ、計1リットルとして完成!



[香り]
トップノートはなし。
ミドルノートは弱く出汁っぽい旨み。
ベースノートは陳年の薬っぽさと土のアース感。カラメルのような甘さが感じられる。
※詳細
・強度 トップなし、ミドル弱、ベース弱
・個性 黒茶らしいぼんやりとした香ばしさ。クセは少ない。
・変化 ロースト→オールド・アース・スイート



[味]
風味はウッディーさ混じりの陳年感、弱く揚げ物の香ばしさ。
やや荒くざらつくシャープな口当たり。
トップテイストは酸味とこってりとした甘味による瑞々しい液の流れを感じる。ミドルでは、シャビつく酸・渋味の雑味を感じつつ、塩味と旨味による穏やかなコクを感じる。その後も塩味が続き、弱い渋味が残ってフィニッシュ。
後味には金属感のあるチリつくミネラル感。
※詳細
・余韻 中
・ボディー ほぼ無し。極ライト。 
・苦渋 苦味はなし。渋みはわずかに残る。ネガティブではない。
・雑味 かなりざらついて舌ざわりが悪い。ネガティブ。
・個性 蔵茶にしてはさっぱりとした飲み心地。




アイスにしたらいいかも?




香りの個性のなさはまあ仕方ないとして、陳年感はあるので好きな方にはハマるであろうキャラクターだと感じます。
一方味は結構個性的。微妙に渋みが残るため、思った以上にさっぱりとしていて飲みやすい蔵茶ですね。そういう飲み方があるのかどうかは分かりませんが、雰囲気がアイスティーな感じです。
ただミネラルが尖っていて雑味として感じられるのと、質の割に高価な印象で蔵茶としては私にはあまり合わない商品でした!
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