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What-Cha 日本おぶぶ 'Sencha of the Autumn Moon ' 

What-Cha 日本おぶぶ 'Sencha of the Autumn Moon ' 
価格:3ポンド/25g タイプ:リーフ 評価:★3





What-Cha 日本おぶぶ 'Sencha of the Autumn Moon ' 
商品説明:
使用品種はやぶきた。生産者はおぶぶ茶苑、喜多章浩。2020年9月摘採の朝蒸し煎茶。珍しい秋の初めに作られた煎茶。とてもスムーズで軽やかな飲み心地に、煎茶らしい植物感がある。


今回のお茶は、送料を安くするために選んだお茶ですね。
ええ、そうでもなければわざわざ日本茶を海外で買うことはしませんとも!


生産者は積極的に海外に売りに出している、京都和束のおぶぶ茶苑。ロットは異なるでしょうが、日本でも買える「月見煎茶」という商品だと思います。
春の新茶を寝かせて秋に以降に飲むのではなく、本当に秋に摘んだ煎茶を飲むのは初めてです。



What-Cha 日本おぶぶ 'Sencha of the Autumn Moon ' 1



茶葉はこんな感じ。何これぇ……。
これは荒茶か?製品してはあまりにもブサイクでは?
秋ってこんなものなのか分かりませんが、茶葉の見た目も煎茶というより中国の釜炒り茶みたいで変な感じです。
茶葉は2.0g量り取り、湯量40mL、温度80度で多煎抽出。1煎目は1分、2煎目以降は30秒にしました。



・1煎目:抽出時間1分
香りは乾燥ワカメ、枯れたミント、海苔。
風味は生臭い海藻。
口当たりは瑞々しく穏やか。
余韻はなし、ボディーもなし。
ほのかな甘みを感じるだけの主張の弱いトップテイスト。ミドルでは旨味がわずかに感じられ、ドライな塩味でフィニッシュ。後味はリコリスのような甘み。

・2煎目:抽出時間30秒
香りは香ばしい海藻、ピーマン。
口当たりはとろりとしている。主張のない穏やかな甘みと塩味を感じる。塩味が強まりフィニッシュ。後味はドライな甘み。

・3煎目:抽出時間30秒
香りは青菜。
口当たりはとろりとしている。味わいは2煎目とほぼ同じ。フィニッシュの塩味の主張は弱く、穏やかな雰囲気。

・4煎目:抽出時間30秒
香りは枯れた雑草。
口当たりは瑞々しい。
密度がダウンし、ほのかな甘みのあるお湯という印象。




やっすい中国茶かな?



旨味も苦味もほとんどなく、おまけに蒸し感すら乏しい……実に煎茶っぽくないお茶ですね。
主張の弱い甘みと塩味がメインで、雰囲気だけは中国茶っぽいです。しかし香りはやたらと青臭く、野菜や海藻のような印象が強いため、インドやスリランカ緑茶に近い不快感がありますね。
茎が多く撚りも弱いため、煎持ちは良いですね。味わいの主張が弱っちぃですし、番茶感が強いので美味しいとは感じませんが……。
ミントティーの材料として、中東~アフリカ向けなお茶だなという印象を受けました。
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