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What-Cha ウバ2021 アンバ茶園Hand-Rolled

What-Cha ウバ2021 アンバ茶園Hand-Rolled
価格:6ポンド/25g タイプ:リーフ 評価:★7




What-Cha ウバ2021 アンバ茶園Hand-Rolled
商品説明:
使用原料は樹齢100年以上の実生のチャノキ 。2021年3月摘採。トフィーやシトラス、チョコレートの風味が複雑に感じられる。



今回のお茶は今年の初のセイロン、ウバです!
アンバは去年美味しくなっていたので、今年も期待しています。



What-Cha ウバ2021 アンバ茶園Hand-Rolled1

茶葉はこんな感じ。香りはスパイシーさの中に、みたらしや蜜のような甘さ。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。





[香り]
トップノートはなし。
ミドルノートは明るい花蜜とややドライな焙煎香による芳しい香り。冷めてくると黒文字のようなスパイシーなウッディーさとサツマイモのような甘いアース感。
ベースノートはモルティー香が感じられる。また、ミドルの花蜜のニュアンスと絡んでメープルシロップと火香による濃厚な香ばしさがある。冷めてくると土っぽさが増す。
※詳細
・強度 トップなし、ミドル強、ベース強
・個性 濃厚で甘い香りと、スッキリと鼻を抜ける華やかさにギャップがある。
・変化 スイート・ドライ→スパイシー・ウッディー→スイート・アース



[味]
風味は芋とハチミツの甘さ。
口当たりはマイルド。
口に含むと強い甘味と塩味による優しい液の流れを感じ、ピリッとくる刺激的な苦味が一瞬奔る緩急のあるトップテイスト。
ミドルでは塩味・弱い苦渋・ドライな旨味によるどっしりとしたコクを感じるパワフルな味わい。その後、ほろ苦さと甘味の広がりを感じ、シャープなエッジでキレのあるフィニッシュ。後味にはミネラル感が残る。
※詳細
・余韻 中
・ボディー ライト 
・苦渋 刺激的な苦味をアクセントとして感じられる。ポジティブ。
・雑味 渋の残り方がドライでネガティブ。
・個性 風味は中程度の甘い蜜。緩急のあるマイルドビターな味わい。





アッサム種のいい所取り!




香りはとっても甘いサバラガムワの要素に、高山ゆえのスパイシーな爽快感が香る独特なキャラクター。

味は穏やかな雰囲気が基本ですがシャープなキレと滋味も併せ持っており、なかなかの味わい深さ!
後味の響きがまた良い感じで、アッサムのラツモニ茶園に近い要素が見られますね。

雑味の荒さが惜しいところですが、個性と味の良さは見事。
評価は7.5というところですね。レベルアップに来年も期待!
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けy

Author:けy
基本は国内外から手に入れたシングルオリジンのダージリン・和紅茶のレビュー。緑茶や烏龍茶、フレーバードなどお茶であれば産地・製法・価格問わず紹介しています。
様々なお茶が手元に来るので、余剰があればお分けすることもできます。
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