ルピシア ダージリン2021FF サマビオン茶園Spring Blossom
- 2021/06/19
- 12:00
ルピシア ダージリン2021ファーストフラッシュ サマビオン茶園Spring Blossom
価格:2000円/20g タイプ:リーフ 評価:★5

商品説明:
楚々とした白い百合の花束を彷彿させる甘く華やかな香りと、まるで甘露のように軽やかで上質感のある味わいが魅力のお茶 。ロットナンバーはDJ-6。
今回のお茶はサマビオンのスペシャル!
ティーブレイクのスプリングブロッサムは良かったですが、こちらはどうでしょうか?

茶葉はこんな感じ。香りは焼けた感の強いドライな香ばしさ。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]
トップノートにエレガントな白百合の花香が感じられるが、それと同等の紙っぽい枯れ感や土器を思わせる砂のニュアンスがあり、芳しさが今一つ。
ミドルノートはゼラニウムのボタニカルさが枯れ感と共に感じられ、水に溶かしたような薄い花蜜の甘さがある。ウメやスモモに近いシャープなフルーティーさが続く。冷めてくると旨味を帯びたスパイシーな火香と共に百合やマリーゴールドのような花香が感じられる。
ベースノートはドライな枯れ感、オークのようなウッディーさ。
※詳細
・強度 トップ中、ミドル中、ベース中
・個性 高温時の香りが枯れ感メイン。
・変化 ドライ・ミネラリー→ドライ・シャープ・ボタニカル→クリスピー・フローラル・スパイシー
[味]
風味は水っぽく薄っすらとした百合花香。
口当たりも水っぽい。
優しい甘味と塩味を感じるトップテイスト。ミドルでは苦渋味+酸味による収斂味が形成され、塩味が絡んでジューシーに感じられる。その後も渋味が塩味と共に残り続けて存在感を示しながらフィニッシュ。後味はドライ。
※詳細
・余韻 なし
・ボディー なし
・苦渋 アクセントとして感じられる、ポジティブ。
・雑味 ややざらつくが、苦渋と一体となっていてさほど気にならなず、ネガティブではない。
・個性 風味は弱めだがAV2らしさがある。味のバランスは悪くはない。
ドライが過ぎる。
これは相当に高温で強く火入れしたのではなかろうか?
鼻に突く枯れ感はあるものの、花の要素の伸びがなく、ドライ過ぎてイマイチ華に欠けますね。冷めてくるとクローナルらしさが感じられるものの、せっかくの高温時のトップ~ミドルノートが擦れたようになっているのが惜しいです。
味はぼちぼち。ぼんやりテイストと思いきや、結構苦渋の主張がありますね。甘味も旨味も控えめすぎるので、これくらいないと緩急も何もない……ということで全体のバランスは悪くありません。
セレクトショップのよりは良いですが、ティーブレイクには劣るという印象でした!
価格:2000円/20g タイプ:リーフ 評価:★5

商品説明:
楚々とした白い百合の花束を彷彿させる甘く華やかな香りと、まるで甘露のように軽やかで上質感のある味わいが魅力のお茶 。ロットナンバーはDJ-6。
今回のお茶はサマビオンのスペシャル!
ティーブレイクのスプリングブロッサムは良かったですが、こちらはどうでしょうか?

茶葉はこんな感じ。香りは焼けた感の強いドライな香ばしさ。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]
トップノートにエレガントな白百合の花香が感じられるが、それと同等の紙っぽい枯れ感や土器を思わせる砂のニュアンスがあり、芳しさが今一つ。
ミドルノートはゼラニウムのボタニカルさが枯れ感と共に感じられ、水に溶かしたような薄い花蜜の甘さがある。ウメやスモモに近いシャープなフルーティーさが続く。冷めてくると旨味を帯びたスパイシーな火香と共に百合やマリーゴールドのような花香が感じられる。
ベースノートはドライな枯れ感、オークのようなウッディーさ。
※詳細
・強度 トップ中、ミドル中、ベース中
・個性 高温時の香りが枯れ感メイン。
・変化 ドライ・ミネラリー→ドライ・シャープ・ボタニカル→クリスピー・フローラル・スパイシー
[味]
風味は水っぽく薄っすらとした百合花香。
口当たりも水っぽい。
優しい甘味と塩味を感じるトップテイスト。ミドルでは苦渋味+酸味による収斂味が形成され、塩味が絡んでジューシーに感じられる。その後も渋味が塩味と共に残り続けて存在感を示しながらフィニッシュ。後味はドライ。
※詳細
・余韻 なし
・ボディー なし
・苦渋 アクセントとして感じられる、ポジティブ。
・雑味 ややざらつくが、苦渋と一体となっていてさほど気にならなず、ネガティブではない。
・個性 風味は弱めだがAV2らしさがある。味のバランスは悪くはない。
ドライが過ぎる。
これは相当に高温で強く火入れしたのではなかろうか?
鼻に突く枯れ感はあるものの、花の要素の伸びがなく、ドライ過ぎてイマイチ華に欠けますね。冷めてくるとクローナルらしさが感じられるものの、せっかくの高温時のトップ~ミドルノートが擦れたようになっているのが惜しいです。
味はぼちぼち。ぼんやりテイストと思いきや、結構苦渋の主張がありますね。甘味も旨味も控えめすぎるので、これくらいないと緩急も何もない……ということで全体のバランスは悪くありません。
セレクトショップのよりは良いですが、ティーブレイクには劣るという印象でした!
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