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What-Cha 台湾2020春 Taiwan "Wuyi" Oolong

What-Cha 台湾2020春 Taiwan "Wuyi" Oolong
価格:6ポンド/25g タイプ:リーフ 評価:★2




What-Cha 台湾2020春 Taiwan
商品説明:
使用品種は武夷。産地は南投県名間郷、標高350m。2020年4月に機械摘みしたもの。発酵度は中程度、焙煎は中~強火。スムーズな飲み心地で甘い焙煎香が感じられる。


今回のお茶は、台湾茶!
武夷ってなんだよって話ですが……1796年~1820年の間に中国福建省武夷山に生えてる何某を持ってきて植えたやつです。一応台湾の品種として確立しているようですが、そもそも元が謎なので品種としてどうなんだそれ……と感じる変なやつです。




What-Cha 台湾2020春 Taiwan



茶葉はこんな感じ。見た目は老欉水仙みたいでご立派!香りは芳しい焙煎香。少し醤油っぽく、強めに火入れしたほうじ茶のようです。
茶葉は2.0g量り取り、湯量40mLで温度は95度。最初50秒、二煎目はマイナス5秒、その後一煎ごとに10秒ずつ増やし、多煎抽出で淹れました。



・1煎目:抽出時間50秒
香りはほのかな梅のような甘酸っぱさを伴う、華やかな焙煎香。炭火という印象はなく、番茶のような香ばしさ。
口当たりは水っぽい。
余韻はなし、ボディーもなし。こってりとした甘味と塩味を舌の上に感じるが、その後あっさりとした酸味でフィニッシュ。

・2煎目:抽出時間45秒
香りは甘く華やかな花蜜。芳しい枯感。
味は少し酸っぱいお湯。

・3煎目:抽出時間55秒
香りは線香のような香ばしさとウッディーさを伴う枯感。
味は少しえぐみのある酸・渋。




もはや番茶ですな。




余韻もボディーもヘボすぎて何を飲んでいるのかピンときませんが……香りといい酸味のある味といい水仙に近いように感じます。

が、岩茶とは似つかないキャラクターですね。
香りは香ばしいものの、烏龍茶というより日本の番茶のようですし、何より味気ない。舌への主張すら控えめなので州茶の方が烏龍茶としては美味しく感じられます。
一応岩茶のように洗茶し、1g、25mL、95度の条件で飲んでみましたが大差ありませんね……。

このタイプのお茶への、武夷山の恩恵の大きさがよく分かる商品でした!
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Author:けy
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