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奇古堂 梨山 2018年春茶

奇古堂 梨山 2018年春茶
価格:950TWD/50g タイプ:リーフ 評価:★8





奇古堂 梨山 2018年春茶




今回のお茶は、いただき物の台湾茶!
初めて飲む奇古堂のお茶です。台湾にある店で、やたら小さな茶器を売っていることで知られています。一般的な茶器を使う時と比べて使う湯の量も茶葉の量も少ないからエコなのだとか。
環境への影響はさておき、少ない茶葉量でも満足できる=高品質なお茶を扱うことをモットーにしており、かなりの高級店らしいです。


茶葉の香りはハーバルなグリニッシュ。これは清香型ですね。
茶葉は2.0g量り取り、湯量40mLで温度は95度。最初50秒、二煎目はマイナス5秒、その後一煎ごとに10秒ずつ増やし、多煎抽出で淹れました。




・1煎目:抽出時間50秒
香りはオリーブのような少しオイリーなフルーティーさと、清しい蒼さ。
風味は強く香ばしいランの花。
口当たりはねっとり。余韻は大、ボディーはライト。非常に濃厚な旨味と塩味を感じるトップテイスト。ミドルでも旨味は続き、塩味に少し辛みが混ざってジューシーな印象。ドライなミネラルを感じて甘やかなフィニッシュ。後味には甘みと辛みがビリビリ響く。

・2煎目:抽出時間45秒
香りは少しクリーミー。芳醇な清涼感が鼻を抜ける。
風味は少しリンゴのようなフルーティーさのある軽発酵の香ばしさ。
口当たりはまろやか。余韻は中、ボディーはなし。
強い甘味が感じられるトップ。ミドルでは塩味が絡んでじんわりと響くコクを形成する。その後、塩味と優しいミネラルの甘みが広がり濃厚なフィニッシュ。後味にはリコリスのような甘さが感じられ、しばらくするとスパイシーな辛みになる。

・3煎目:抽出時間55秒
香りは蒼く爽快な青心烏龍らしいグリニッシュ。
口当たりはまろやか。余韻は小。
圧は落ちたが、甘味の割合が強い甘じょっぱさを感じるトップテイスト。ミドルでは塩味と刺激ない鈍い渋みによる穏やかな滋味を感じる。少しドライな甘みでフィニッシュ。後味にはスパイシーなミネラル感が残る。

・4煎目:抽出時間65秒
香りは弱い穀物の香ばしさを帯びたグリニッシュ。
口当たりはまったり。余韻は極小。
クリアな甘みが流れるトップテイスト。ミドルでは塩味と酸味が奔り、さっぱりとしたキレを感じる。弱いエッジと共に甘やかな塩味でフィニッシュ。後味は少しドライ。しばらくするとスパイシーな甘みが感じられるようになる。

・5煎目:抽出時間75秒
香りは柏の葉のようなグリニッシュ。
口当たりはまったり。余韻はなし。
とてもマイルドなミネラルウォーターという印象。主張はないが、存在感はしっかりとある。鈍い酸・塩味でフィニッシュ。後味は少し甘い。

・6煎目:抽出時間85秒
香りは少しドライな枯感。
口当たりの優しいミネラルウォーターという印象。フィニッシュにかけてわずかに甘みとエッジが感じられる。

・7煎目:抽出時間95秒
香りはぼやけた海藻。
マイルドなお湯。少しエッジが残る。





見事な品質!




香りはフレッシュさが落ちている印象を受けますが、しっかりと香る爽快なグリニッシュさが心地良いですね。序盤は少しオイリーな香ばしさもあり、煎を重ねても安定感のある香り立ちはgood!
強い甘味と味わい深いミネラル感があり、主張もバッチリ。梨山らしい辛みの効いた後味がほどよい刺激になっていて、ジューシーに感じられます。少しエッジがあるものの、アタックにはなっておらずバランスも良い。
新茶のベストコンディションの状態で是非とも飲みたいと思う、良い梨山でした!
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