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GoldenTips アッサム2021SF Golden Enemour

GoldenTips アッサム2021セカンドフラッシュ Golden Enemour
価格:99.45ドル/40g タイプ:リーフ 評価:★10






GoldenTips アッサム2021SF Golden Enemour
商品説明:
正体はBemolapur茶園の2021年ファーストフラッシュ。使用品種はP126、2021年5月摘採。インターナショナルティーデーを記念し作られた渾身のロット。味はモルティーで非常にまろやかで滑らか、蜂蜜のよう。



今回のお茶もアッサムのセカンド!
価格が本当にエグい、ダージリンが安く見えてくるほどのスペシャルロットですね。
Bemolapur茶園はteaboxで扱いがあるくらいの、ほとんど目にすることのない茶園ですね。読み方すら分かりません、ベモラプールかな?

銘はゴールデンイナマ……魅惑の金という感じですね。





GoldenTips アッサム2021SF Golden Enemour1

茶葉はこんな感じ。ほぼゴールデンティップスで美しい!香りは濃密な新芽香、カカオとモルティー香。清々しくスパイシーなニュアンス。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。







[香り]
新芽のニュアンスがハッキリと感じられる、華やかなモルティー香を感じるトップノート。
ミドルノートは山菜や出汁を思わせる旨みと、ウッディーさを伴う枯れ感。甘く華やかなモルティー香とメープルシロップのようなニュアンスが続く。冷めてくると、ハーバルなルイボス、メントールを思わせる清涼感が感じられる。
ベースノートはサンダルウッドのような線香系のニュアンス、モルティーとハチミツによる鮮やかなアース感。
※詳細
・強度 トップ中、ミドル強、ベース強
・個性 ちょっぴりハーバルなモルティー香。
・変化 アース・モルティー・エレガント→アース・ドライ・スイート→ハーバル・オリエンタル・アース




[味]
風味は濃厚で鼻を抜けるようなモルティー香+ハーブ感。
口当たりはマイルドかつジューシー。
酸味・塩味・ほろ苦さによる、少しパンチのある液がサラリと流れるトップテイスト。ミドルではじんわりとしたミネラル感と旨味を伴う塩味が広がり、穏やかな苦渋と絡んで滋味深いコクが感じられる。
ミネラル感のある酸味が甘酸っぱく流れ、軽やかなフィニッシュ。後味はバランスのいい甘苦さ。
※詳細
・余韻 大
・ボディー フル 
・苦渋 心地の良い苦味が感じられポジティブ。
・雑味 ジューシーさを作る旨みとなっている、ポジティブ。
・個性 風味は強く華やかなモルティー香。パワフルで、ほろ苦く、甘く、滋味深い。





別格!




香りは華やかなモルティー香がトップから感じられ、複雑で甘いミドルノートは陶酔感があり魅力的。また、濃厚なだけでなく結構ハーバルでスッとした雰囲気が特徴的で、重くなりすぎないのが良いですね。
強度・個性・バランスが全て揃っています。

味は強烈な余韻と強力なボディーで質は最上位。
また、舌への主張もしっかりしていますね。荒さのないマイルドな甘みと尖りのない苦渋で緩急があり、アッサムらしく単純に旨い。さらに滋味があって味わい深いときている!

P126アッサムの正統派としては頂点に位置するであろう、完璧なお茶でした!
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コメント

うわーっ☆彡

こんばんわ☆彡
まだあったのですね。上には上が。
P126 でもこんな茶葉があるんですね。

こういうお茶を味のわからない。
お金持ちだけのひとが飲んでも生きない。
このお茶もけyさんと出会えて良かったです。

奇跡の出会いを見せて頂き感謝🍀

Re: うわーっ☆彡

こんにちは、コメントありがとうございます!

高いのは大体P126なのかな?とは感じるものの、公開されない商品でもやたら個性が強かったりするので実際どうなのかはよく分からないですね。ただ、上級のP126単一ロットが美味しいことは間違いないと分かりました。

例年だとダージリンのあとにルピシアでアッサムが入ります。明示されていなくとも、商品ページで「新芽が大きい~」と説明されるものはまずP126使用ロットなので注目するといいかもしれません。


No title

昨年買った紅茶の在庫が多く今頃になってこのアッサムを飲んでいます。けyさんのコメント「アッサムらしく単純に旨い。さらに滋味があって味わい深い」は同感です。香りはダージリンのマスカテルの方が好みですが味についてはこのクラスになるとダージリンと互角の水準ですね。

Re: No title

こんにちは、コメントありがとうございます!

凄いアッサムは本当レベルが高いと思います。
ジークレフやルピシアといった比較的高級なアッサムを仕入れている店でもここまで高価なものは無いので、
日本では売れなさそうですが……。
ダージリンでもこの価格ってマカイバリのシルバーティップスインペリアルくらいしか思いつきませんし、
インド紅茶の今の最高級はアッサムなのかもしれません。

No title

「インド紅茶の今の最高級はアッサムなのかもしれません。」けyさんと同感です。インドのイギリス(人)に感化されていないすごい底力(真)の紅茶だと思います。

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プロフィール

けy

Author:けy
基本は国内外から手に入れたシングルオリジンのダージリン・和紅茶のレビュー。緑茶や烏龍茶、フレーバードなどお茶であれば産地・製法・価格問わず紹介しています。
様々なお茶が手元に来るので、余剰があればお分けすることもできます。
Youtubeもちょっとやってみようと思います。

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