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What-Cha ジャージー2021 Premium Black

What-Cha ジャージー2021 Premium Black
価格:24ポンド/25g タイプ:リーフ 評価:★4






What-Cha ジャージー2021 Premium Black
商品説明:
2021年春に摘採されたもののブレンド(4月11日・18日・20日・27日・29日、5月5日・16日)。非常に滑らかな飲み心地。甘いハチミツの香りとダークベリーのフルーティーさがあり、台湾紅茶のような味わい。



今日もネタ枠です。
ジャージーって牛のジャージー?……正解です。イギリス領の島で採れたお茶です。

この茶園が出来たのは2017年。そしてチャノキはネパールやジョージアから種を持ってきて植えたようです。植えてから3年はしないとまともに茶葉が採れないので、ようやく流通しだしたところですね。しかも、6エーカーしか面積がなく、1月に1キロしか作れないらしい。
滅茶苦茶高い理由は主に希少価値からくるものでしょうね。





What-Cha ジャージー2021 Premium Black1

茶葉はこんな感じ。香りは澄んだ清涼感、カラメル。在来系の和紅茶に近い雰囲気。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。







[香り]
トップノートはほのかな枯れ感、ショウガっぽい清涼感。
ミドルノートは土っぽくドライな香ばしさと共に、ほんのりと甘いモルティーさ、アース感。冷めてくるとカラメル、ヒノキのウッディーさ。軽快な甘さが感じられる。
ベースノートは微妙な枯れ感。
※詳細
・強度 トップ弱、ミドル中、ベース弱
・個性 少しフレッシュだが地味。
・変化 ドライ・フレッシュ→ドライ・アース・モルティー→スイート・ウッディー




[味]
風味は薄いべっこう飴、枯葉。
口当たりは瑞々しい。
穏やかな甘味が感じられた後、シャープな酸味が続く小ざっぱりとしたトップテイスト。
ミドルでは旨味・酸味・塩味による強めの凝縮感があり、その後甘みが広がる。旨みに変わって渋味が酸・塩味と結びつき、シャープなフィニッシュ。後味にはミネラルの甘みを感じる。
※詳細
・余韻 小
・ボディー なし 
・苦渋 苦味はなし。渋みはあるがさっぱりさとして捉えられポジティブ。
・雑味 ほとんどなし。渋みが引っかかる程度、ネガティブではない。
・個性 風味は軽快。淀みの少ない味と滋味が魅力。後味が甘い。





綺麗な味!




茶葉で何となく感じられましたが、実際淹れてみるとやはり和紅茶っぽいですね。微妙な旨みとカラメル感がとてもそれっぽいです!

予想外なのはボディーですね。珍しくゼロ!淡麗さは生まれていて、味は結構綺麗。雑味が少なくアタックも弱め。後味がしっかりしている点はgood!ただ、この構成だともうちょっと余韻が欲しいですね……。
割高感が強いので商品としては今一つと感じました!
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けy

Author:けy
基本は国内外から手に入れたシングルオリジンのダージリン・和紅茶のレビュー。緑茶や烏龍茶、フレーバードなどお茶であれば産地・製法・価格問わず紹介しています。
様々なお茶が手元に来るので、余剰があればお分けすることもできます。
Youtubeもちょっとやってみようと思います。

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