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What-Cha 台湾2020春 Taiwan Dong Ding Oolong

What-Cha 台湾2020春 Taiwan Dong Ding Oolong
価格:5.4ポンド/25g タイプ:リーフ 評価:★6







What-Cha 台湾2020春 Taiwan Dong Ding Oolong





このお茶はサンプル品でもらったものですね。
もらった時に同名の商品の説明を保存しようと思ったのですが、何故か2年前のお茶の情報しかない!
ということで、謎のお茶に片足を突っ込んでる凍頂ウーロン茶です。

一応、2018年版のスペックは
「使用品種は青心烏龍。4月摘採、夏に焙煎。産地は梅山、標高600~800m。30~35%の発酵度で、焙煎は中程度」
という感じ。清香型ではないようです。



What-Cha 台湾2020春 Taiwan Dong Ding Oolong1


で、茶葉を見ると香りはナッツのような火香。
伝統焙煎型のようなガッツリな感じではないものの、ほどよく火が入っているのは間違いありません。
茶葉は2.0g量り取り、湯量40mLで温度は100度。最初50秒、二煎目はマイナス5秒、その後一煎ごとに10秒ずつ増やし、多煎抽出で淹れました。





・1煎目:抽出時間50秒
香りはほんのり炭火の旨み。ドライな枯感が続く。
風味は軽いロースト感。
口当たりはまろやか。余韻はなし、ボディーはフル。
主張はあまり強くないが、厚みのある甘味が広がるトップテイスト。ミドルでは弱い酸味と塩味が感じられ、ほんのり旨みがある。
弱いエッジでさっぱりとしたフィニッシュ。後味にはドライ、しばらくするとミネラルの甘みに変わる。

・2煎目:抽出時間45秒
香りはほんのり旨みがある炭のロースト感。焼けた豆のようなニュアンスが続く。
口当たりはまろやか。ボディーはミディアム。
厚い甘味と塩味によるマイルドな甘みの広がりを感じるトップテイスト。ミドルではほのかなに爽やかな酸味と塩味によって旨みのあるコクを感じる。
さっぱりとしたエッジで気持ちのいいフィニッシュ、後味はぼんやり甘い。

・3煎目:抽出時間55秒
香りはほんのりウッディーさ、豆の香ばしいさ。少しくらいが爽やかな植物感とラン花香が奥にある。
口当たりはマイルド。ボディーはライト。
味の主張は弱まり、甘味によるこってりとした舌触りと小ざっぱりとした酸・塩味の凝縮感がある程度。後味はスッキリ。

・4煎目:抽出時間65秒
香りは甘い火香がわずかに香る。
ボディーもなくなりマイルドなお湯という印象。
主張はないが液の存在感はしっかりしている。雑味はない。






バランスの良い凍頂!




香りはロースト感がメイン。個性が強烈なわけでは無く、青心烏龍のニュアンスが無難に感じられます。
味わいはなかなか良く、余韻こそないもののボディーはフルで文句なし。とても甘味が強くふくよかな味わいが楽しめますね。加えて、雑味がない点もポイントが高く、レベルの高い商品だと感じました!
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基本は国内外から手に入れたシングルオリジンのダージリン・和紅茶のレビュー。緑茶や烏龍茶、フレーバードなどお茶であれば産地・製法・価格問わず紹介しています。
様々なお茶が手元に来るので、余剰があればお分けすることもできます。
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