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リーフルダージリンハウス ダージリン2021SF プッシンビン農園

リーフルダージリンハウス ダージリン2021セカンドフラッシュ プッシンビン農園
価格:3240円/30g タイプ:リーフ 評価:★6






リーフルダージリンハウス ダージリン2021SF プッシンビン農園
商品説明:
2021年6月摘採。繊細で柔らかなタンニン味に包まれた心地よいマスカテルフレーバーがある。夏摘みのチャイナ種ならではの奥行きが感じられる。ロットナンバーはDJ-44。



今回のお茶は、あまり飲む機会のないダージリンの茶園のセカンド!
まれに扱われることはあるものの、そういった場合でも商品の説明に魅力を感じずスルーすることになるのがほとんど。
チャイナがどんな感じなのか見てみたいと思います。





リーフルダージリンハウス ダージリン2021SF プッシンビン農園1

茶葉はこんな感じ。香りは少し花の混ざったドライな香ばしさ。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。







[香り]
トップノートはかなりドライ。乾燥が強く、ハーバルを通り越してカルダモンのような清涼なスパイスを思わせる。
ミドルノートはボタニカルな枯れ感があり華やか。花香にディルのようなハーブ感、黒文字のようなウッディーさが混ざっている。
ベースノートは旨みのある火香。
冷めてくるとハーブを帯びたブドウのフルーティーさ、マスカテルフレーバーを感じる。
※詳細
・強度 トップ中、ミドル強、ベース弱
・個性 花、ハーブ、スパイス、フルーツが複雑に絡む。
・変化 ドライ・スパイシー→ボタニカル・フラワリー・ハーバル→ウッディー・ロースト・マスカテル




[味]
風味はボタニカルさが強めで華々しい。戻り香はペチュニアやジャスミンの花。
口当たりは瑞々しい。
トップではほろ苦さと酸味、塩味による少し刺激的でパンチのある液の流れを感じる。
ミドルでは渋味が合流。苦味と酸味とともにどしっとした収斂味を形成。弱く塩味が残る。
その後、渋みの重さは感じつつ、ほろ苦さによるビター寄りのフィニッシュ。後味は少し荒い。
※詳細
・余韻 微小
・ボディー ライト(ミディアム寄り)
・苦渋 苦味は少し目立つ。渋味は重みを感じさせる。ネガティブではない。
・雑味 だいぶドライで荒めな後味。ギリでネガティブではない。
・個性 ハーブと花が香る個性的な風味。ちょっと荒いがバランスは何とかとれている。





シーヨクみたいだ!




コイツはかなり個性の強いロットですね。
香りは相当複雑!
商品説明を見るまでクローナルか?と思っていました。これでチャイナ……!?
見て飲んだ後も混ざっているか、実はシーヨク121のような公表しないタイプ?と疑っているくらいに個性的ですね。
濃密ではないですが、爽やかなマスカテルフレーバーがあります。

味わいはちょい荒いのが惜しいかな、という印象。
ボディーは軽いですが質は中々良いですね。

それにしてもシーヨクによく似ています。強いて言えばシーヨクよりも渋みが重いかな?というくらい。
プーボン同様、面白いものが見つかったなという感じました!
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けy

Author:けy
基本は国内外から手に入れたシングルオリジンのダージリン・和紅茶のレビュー。緑茶や烏龍茶、フレーバードなどお茶であれば産地・製法・価格問わず紹介しています。
様々なお茶が手元に来るので、余剰があればお分けすることもできます。
Youtubeもちょっとやってみようと思います。

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