fc2ブログ

記事一覧

HOJO 古樹白茶2021 唐家老茶地C2

HOJO 古樹白茶2021 唐家老茶地C2
価格:セット商品 タイプ:リーフ 評価:★6





HOJO 古樹白茶2021 唐家老茶地C2



今回のお茶は、ようやく中国の白茶!
これはHOJOが「古樹白茶」を作るために仕入れたブレンド元の一つで、混ぜる前の状態が期間限定で販売されたようです。
製品名は農家だか、産地だかの名前になっているようですが、白茶はほぼノータッチなので見ても良し悪しは不明。とりあえず飲んでみましょう。


茶葉の香りは甘酸っぱいボタニカル、微妙にお香っぽいです。
茶葉は0.8g量り取り、湯量40mL、熱湯で多煎抽出。1煎目は30秒、2煎目以降は10秒蒸らしました。





・1煎目:抽出時間30秒
香りはお茶漬けのよう。ほのかな花の香りに、あられを思わせる香ばしさと旨みがある。
風味はほんのり線香。
口当たりはまろやか。余韻はなし、ボディーはライト。
穏やかな甘味が感じられるトップテイスト。ミドルでは甘じょっぱさが主張。リコリスのような甘みとドライフルーツのような酸味が感じられるサワーなフィニッシュ。後味にはじんわりと甘みが残る。

・2煎目:抽出時間10秒
香りは微妙に香ばしく、酸のニュアンスが混ざっている。ダージリンのファーストに似た雰囲気。
ボディーは無くなり、飲み心地は甘やか。
優しい甘みと酸味によるサワーなトップテイスト。ミドルでは塩味混じりの微妙な旨味がある。酸味が戻ってきてドライな感覚のフィニッシュ。後味は少し甘い。

・3煎目:抽出時間10秒
香りは微妙に香ばしい。
さらに主張がダウンし水っぽい口当たり。
わずかな甘みと塩味を感じるのみ。フィニッシュには少し酸味を感じる。

・4煎目:抽出時間10秒
香りは同様。
甘みが抜けて少し酸っぱさのあるお湯という印象。フィニッシュに少し塩味がある。






甘い水!





希薄な個性に慣れてないので何と言ったものか悩みますが、このお茶を飲んで一番強く感じたのがこれですね!


香りはすごーく薄めたクローナルダージリンのファーストみたい。残滓のような花っぽさと、かすれた枯れ感のような酸っぱめの要素が微妙にある感じ。これを個性的といえるのだろうか……?わからぬっ!


一方味わいはなかなかわかりやすいですよ!
余韻やボディーはかなり弱い代わりに、舌への主張がしっかりしています。甘味が特に強く、口当たりが優しいですね。渋いとまではいかないですが、ぎゅっと来る感覚はドライブルーベリーとかアロニア的ともいえるかも。思いのほか緩急がありました。
なかなかおいしく雑味はほぼなしで流石ですが、単品で優秀な商品になれるかは疑問という印象を受けるお茶でした!
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

けy

Author:けy
基本は国内外から手に入れたシングルオリジンのダージリン・和紅茶のレビュー。緑茶や烏龍茶、フレーバードなどお茶であれば産地・製法・価格問わず紹介しています。
様々なお茶が手元に来るので、余剰があればお分けすることもできます。
Youtubeもちょっとやってみようと思います。

ブログの更新は毎日昼の12時。
何かありましたらコメント欄か右のメールフォームからお気軽にお問い合わせください。
リンクフリーです。

検索フォーム

ブログ村

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: