Shantea ジュンチヤバリ ヒマラヤンブーケ

Shantea　ジュンチヤバリ　ヒマラヤンブーケ
価格：1500円/25g　タイプ：リーフ　評価：★5






商品説明：
香りは花束のよう。渋みはなく、上品でバランスの取れた味わい。




今回のお茶は、ジュンチヤバリのHBOですね。
年度も季節も不明なので、私としては買う気は起きない……。それなのに何故手元にあるかというとサンプルとしてくっついてきました。こんなにもらっちゃっていいのかな？と不安になります。








茶葉はこんな感じ。香りはスパイシーなウッディーさ。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。






[香り]
トップノートは蜜っぽく甘い火香と、シャープでドライな枯れ感。
ミドルノートは少々ダーク。こんがりと焼けた植物のニュアンスの中に、カカオのような甘さが感じられる。冷めるにつれて微妙にベリーのような香りが混ざってくる。
ベースノートはドライな枯れ葉。
※詳細
・強度　トップ強、ミドル強、ベース中
・個性　だいぶこんがりしていて、ダージリンのセカンドみたい。
・変化　ロースト・シャープ→ダーク・ボタニカル→フルーティー・ドライ




[味]
風味はウッディーさとマルベリーのようなニュアンス。
口当たりは軽やか。
味の主張が乏しく、少し酸味がチラつく程度のトップ。
ミドルではほのかな甘みがあり、塩味とほろ苦さが続くもコクにはなっていない。
鈍い塩味でフィニッシュ。
※詳細
・余韻　なし
・ボディー　ミディアム
・苦渋　ほろ苦さがごくわずかにあるのみ。ポジティブ。
・雑味　塩・酸が微妙に残るが気にならない。ポジティブ。
・個性　風味はウッディー＋マルベリー。飲みやすいが味気なさもある。




美味しくは……ないかな？




ブーケにしてはずいぶんと暗い雰囲気ですね。
味わいも合わせるとなんだかブラック系のよう。
強度自体はそこそこあるものの、華がないのがいまひとつと感じます。

味わいは旨みというものがすっぽ抜けていますね……。
強烈に火入れした中国茶に近しい。オータムにしては軽いので、多分セカンドフラッシュなのかな？

荒さがなく飲みやすいのですけど、それと同時に物足りなさを覚えるので私の好みではありませんでした。
しかし、ネガティブ要素は少ないので、日常茶にはいいかも？と感じました！