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えいこく屋 ニルギリ2022 カイルベッタ茶園Winter Frost

えいこく屋 ニルギリ2022 カイルベッタ茶園Winter Frost
価格:2160円/30g タイプ:リーフ 評価:★6





えいこく屋 ニルギリ2022 カイルベッタ茶園Winter Frost

商品説明:
新緑を思わせる軽やかでさわやかな飲み心地。かすかな渋みと圧倒的な香りの紅茶。






今回のお茶は、いただきもののニルギリ!
数が少ないからオンライン販売はなし、えいこく屋の店舗だけで売っているとTwitterにありました。
えいこく屋の扱うニルギリ紅茶は飲んだことないはず!
ちょうどカイルベッタを飲んでいた時だったので、飲み比べ仲間に加えることにしました。





茶葉を見ると、サイズはジークレフやルピシアよりも小さく見えます。
香りは強いスミレのような瑞々しい花、穀物の旨み。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。







[香り]
トップノートは華やかなボタニカル。蜜っぽい花のニュアンスと、ディルのようなハーブ感がある鮮やかな香り立ち。
ミドルノートは甘い花。ライラック系の花香に、穀物のニュアンスを帯びた枯れ感とグリニッシュさが感じられる。冷めてくるとスミレの花と若葉のような若々しさが感じられる。
ベースノートはドライな枯れ感、モルティー香。
※詳細
・強度 トップ中、ミドル強、ベース弱
・個性 グリニッシュさと花香が目立ち、フレッシュな雰囲気。
・変化 ボタニカル・ハーバル・スイート→フラワリー・ドライ→グリニッシュ・フレッシュ・モルティー




[味]
風味は若葉と穀物のニュアンスのあり少しシャープ。セイロンに近い香ばしさ。
口当たりは穏やか。
ほろ苦さと塩味、続く甘味による濃い目のトップテイスト。
ミドルではほどよく爽やかな苦渋と、こってり甘味の合わさったコクが感じられる。
キュッとくる酸・渋のエッジでフィニッシュ。後味には甘やかな塩味が残る。
※詳細
・余韻 なし
・ボディー ライト(ミディアム寄り)
・苦渋 アクセントになっている苦みと、心地よい渋みがポジティブ。
・雑味 塩味と絡んだ苦渋でノイズは激しい。が、尖ってはいないのと甘みでカバー出来ているのでネガティブではない。
・個性 風味は爽快。味わいは渋みが印象的。






典型的なニルギリ!





香りは比較的グリニッシュ!
花の甘さがメインになっているため、青臭いというよりもフレッシュさがよく表れているという感じです。


味わいは基本的に苦みと塩味が主張し、ファーストフラッシュ紅茶に近いですね。
渋みがポジティブに働いているため飲み心地の良さはgood!香り・風味とともに快いキャラクターを作っています。
余韻・ボディーが控えめなので、こじんまりとしていて「凄く良いお茶」という感じではありませんけど、バランスは良し。


価格がだいぶ高い点が悩みの種ですが、ジークレフのロットよりも完成度は高め。
飲みやすさもあるので、どっちかというとこちらの方がいいと感じますけどね。
ニルギリらしく、ウィンターフロストらしい、安定感のあるお茶でした!
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けy

Author:けy
基本は国内外から手に入れたシングルオリジンのダージリン・和紅茶のレビュー。緑茶や烏龍茶、フレーバードなどお茶であれば産地・製法・価格問わず紹介しています。
様々なお茶が手元に来るので、余剰があればお分けすることもできます。
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