Darjeeling Tea Boutique ダージリン2021FF JUNGPANA CLONAL

Darjeeling Tea Boutique　ダージリン2021ファーストフラッシュ　JUNGPANA CLONAL
価格：34.95ドル/50g　タイプ：リーフ　コストパフォーマンス：並　評価：★6





商品説明：
使用品種はAV2。2021年3月最終週摘採。AV2らしいヒマラヤの花の香り。花の風味が長く感じられ、甘い花とフルーツの味わいは余韻として長く残る。




積み茶の消化です。
今回のお茶は、去年のジュンパナファーストフラッシュ！
買った理由は、国内じゃなかなか見られない、ジュンパナのAV2単一使用ロットだからですね。
……届いたころにはセカンドフラッシュが始まっていて放置してしまいましたけど！
そこそこクローナルで良かったEX-4を飲んで、存在を思い出しました。




茶葉はこんな感じ。香りはかなりドライな香ばしさ。スパイシーなニュアンス。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。




[香り]


・寸評


典型的なAV2の花香！



※詳細
トップノートではドライな枯れ感とともに、控えめながら品のある白百合の花香、淡いグリニッシュさが感じられる。
ミドルノートは百合の花香がメイン。ドライさは強く、シナモンを思わせるスパイシーな甘さが続く。冷めてくるとボタニカルさがアップ。ゼラニウムやサザンカの花香が残る。冷めてくるとペチュニアの花香とクミンのニュアンス。
ベースノートは微妙な香ばしさ。
・トップ中、ミドル強、ベース弱





[味]


・寸評


心地よさが今一つ！



※詳細
風味はスパイシーさとボタニカルな香ばしさ。戻り香は穀物。
口当たりはドライ。
地味なほろ苦さがベースにあって、あからさまではない甘味が広がる。主張の弱い酸味・塩味が続く、ややビターなトップテイスト。
ミドルでは酸・苦渋によるエッジとそれを和らげるような甘やかな塩味を感じる。ちょっとだけ刺激的。
渋みが広がり、軽い塩気がドライに感じられるフィニッシュ。
・余韻　なし
・ボディー　フル（ミディアム寄り）
・苦渋　苦味はあまり出てこないが、後味が渋め。ネガティブではない。
・雑味　多少塩気はあるが尖りはなし。ポジティブ。





[総括]
香り・風味は実にAV2らしいですね。
やたらドライな点は気になるものの、フローラル＆スパイシーで芳しい！

味はう～ん……そんなに良くない！
ボディーはしっかりとしていて飲みごたえはあるのですが、その割に甘味や塩味の主張が弱い。目立つのは渋みですね。しかも心地の良いキレではなく、重たげな野暮ったさで後味の印象が悪くなっています。
ただ、刺々しさはなく、甘みもゼロではないのでキツいわけではないんですよね。


初めて飲みましたが、ジュンパナにしては変なことしていない正統派。香りに関しては優等生だと思います！
味気ないのにもやっと引っかかる飲み心地の悪さが惜しいですけどね。
優先順位は低くなるものの、ジュンパナのクローナルはそんなに悪くないなと分かりました！

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こんな方にオススメ！
・味よりも香り重視。ツンと主張のあるAV2の香りが好きな方。