奇古堂 大禹嶺 2020年春茶
- 2022/05/30
- 12:00
奇古堂 大禹嶺 2020年春茶
価格:1150台湾ドル/50g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:低 評価:★6

今回のお茶は、頂き物の台湾茶!
これも大禹嶺の2020年春茶なので、台湾の店と日本にある店での飲み比べとなりました。
ちょっとこちらの方が安いですが、価格はそんなに変わらない!
茶葉はこんな感じ。香りはお香のような甘さと花のニュアンス。
茶葉は2.0g量り取り、湯量40mLで温度は100度。最初50秒、二煎目はマイナス5秒、その後一煎ごとに10秒ずつ増やし、多煎抽出で淹れました。
・1煎目:抽出時間50秒
トップはそこそこの強さで香る、かなりドライな枯感。微妙にクリーミーさが混ざっている。
ミドルでも枯感が目立ち、香ばしさの中に森を思わせる深いグリニッシュがある。
風味はグリニッシュな枯感。
口当たりは瑞々しい。余韻はなし、ボディーはライト。
口に含むと優しい甘味と塩気によるコクが感じられ、マイルドな雰囲気のトップだが、ミドルではシャープな酸味が続く。塩気と絡んで少し荒めのエッジでフィニッシュ。後味は少しイガつくが甘さはある。
・2煎目:抽出時間45秒
香りはドライなグリニッシュさを伴う弱いラン花香。乳香と弱いカラメルのような甘さが続く。
風味はミルキーな甘さのグリニッシュ。
ボディーは無くなり、口当たりは軽く瑞々しい。
主張はダウンしたが、甘味は比較的残っているため相対的に甘みがアップ。少しイガつくミネラル感と旨みによる甘じょっぱいフィニッシュ。
・3煎目:抽出時間55秒
香りは安定したラン花香。ドライなニュアンスがあるため、少しアニスのようなスパイスの雰囲気がある。冷めてくるとグリニッシュさが出てくる。
味の主張は抜け落ちて、少しとろっとした甘さのあるお湯という印象。後味はシャープ。
・4煎目:抽出時間65秒
香りはぼんやりとしたラン花香。
後味に少し塩気があるお湯という印象。
[総括]
香りの持続性はなかなか。
しかし余韻とコクがダブルで弱いので味が物足りない!また、比較的味のあるうちが荒めの飲み心地というのが惜しい。
流石に煎はそこそこ続くものの、質は蓮月庭扱いの方が間違いなく良いですね、
そんなに変わらない価格であることを考えると、結構割高感がありました!
価格:1150台湾ドル/50g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:低 評価:★6

今回のお茶は、頂き物の台湾茶!
これも大禹嶺の2020年春茶なので、台湾の店と日本にある店での飲み比べとなりました。
ちょっとこちらの方が安いですが、価格はそんなに変わらない!
茶葉はこんな感じ。香りはお香のような甘さと花のニュアンス。
茶葉は2.0g量り取り、湯量40mLで温度は100度。最初50秒、二煎目はマイナス5秒、その後一煎ごとに10秒ずつ増やし、多煎抽出で淹れました。
・1煎目:抽出時間50秒
トップはそこそこの強さで香る、かなりドライな枯感。微妙にクリーミーさが混ざっている。
ミドルでも枯感が目立ち、香ばしさの中に森を思わせる深いグリニッシュがある。
風味はグリニッシュな枯感。
口当たりは瑞々しい。余韻はなし、ボディーはライト。
口に含むと優しい甘味と塩気によるコクが感じられ、マイルドな雰囲気のトップだが、ミドルではシャープな酸味が続く。塩気と絡んで少し荒めのエッジでフィニッシュ。後味は少しイガつくが甘さはある。
・2煎目:抽出時間45秒
香りはドライなグリニッシュさを伴う弱いラン花香。乳香と弱いカラメルのような甘さが続く。
風味はミルキーな甘さのグリニッシュ。
ボディーは無くなり、口当たりは軽く瑞々しい。
主張はダウンしたが、甘味は比較的残っているため相対的に甘みがアップ。少しイガつくミネラル感と旨みによる甘じょっぱいフィニッシュ。
・3煎目:抽出時間55秒
香りは安定したラン花香。ドライなニュアンスがあるため、少しアニスのようなスパイスの雰囲気がある。冷めてくるとグリニッシュさが出てくる。
味の主張は抜け落ちて、少しとろっとした甘さのあるお湯という印象。後味はシャープ。
・4煎目:抽出時間65秒
香りはぼんやりとしたラン花香。
後味に少し塩気があるお湯という印象。
[総括]
香りの持続性はなかなか。
しかし余韻とコクがダブルで弱いので味が物足りない!また、比較的味のあるうちが荒めの飲み心地というのが惜しい。
流石に煎はそこそこ続くものの、質は蓮月庭扱いの方が間違いなく良いですね、
そんなに変わらない価格であることを考えると、結構割高感がありました!
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