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HOJO 古樹滇紅

HOJO 古樹滇紅
価格:1188円/30g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:並 評価:★5.5





HOJO 古樹滇紅1
商品説明:
鎮康県にある標高2100-2200mの自然栽培茶園の茶葉を使用。喉に染み入るようなコクが楽しめる。




今回のお茶はHOJOのテンコウ!
雲南紅茶=テンコウなので、ここまでのもみんなテンコウではありますけど。
特にこれといった名前がついていないのでスタンダードなタイプなのかな?




HOJO 古樹滇紅2

茶葉はこんな感じ。香りは花のニュアンスを帯びたモルティー香。ちょっとスパイス感がありますね。
茶葉量2.0g、湯量40mL、熱湯の多煎抽出。1煎目は20秒、以後は1煎ごとに10秒プラスしました。





[簡易評価]
HOJO 古樹滇紅5

※詳細
・1煎目:抽出時間20秒
香りはミドルで香るみりんのような上品な甘さ。枯れた植物感が続くが、全体的に強度は弱め。ベースノートは土っぽいモルティー香。
風味は少しハーバルなモルティーさ。
口当たりは優しい。余韻は小、ボディーはライト。
主張が弱く一見水っぽいが、穏やかな甘味が優しく広がり柔らかい飲み心地。わずかな酸味と塩味、微妙な苦渋が続き、ほんのりと旨味が感じられるフィニッシュ。後味にはミネラルの甘みが残る。

・2煎目:抽出時間30秒
香りはスパイシーさと甘酸っぱさの混ざった火香。こんがりとした香ばしさのあと、ベースノートのモルティーさと山菜のようなニュアンスが感じられる。
風味は枯れ葉、モルティーさ。
口当たりは優しい。余韻は微小、ボディーはほぼなし。
トップテイストから苦渋、酸味が入ってきており、相対的に甘みはダウンしたがコクは少しアップ。ミドルでは甘やかな塩味が響く。微妙な酸味が現れてフィニッシュ。後味にじわじわとしたミネラル感が残る。

・3煎目:抽出時間40秒
香りは砂っぽさ、割り箸のようなニュアンスのドライなウッディーさ。冷めてくると弱くハーバルなモルティー香。
余韻もボディーもなくなり、穏やかなミネラルウォーターという印象。鈍い塩気と渋みを感じ、主張は希薄だが存在感はある。

・4煎目:抽出時間50秒
香りは弱いモルティーさ、ドライな香ばしさ。
存在感が落ちた。甘みと苦渋の残滓のようなものが舌に感じられる。あとはお湯。






[総括]
香りの主張は控えめで、ミドル~ベースノートがメイン。
派手さはないものの、煎を重ねても香りが残るのは良い点だと言えますね。

味わいはしっかりと発酵されていて重みはありますが、尖ったところはなし。
苦渋がキツイということもなく、ダージリンオータムナルに似たところがあると感じました!



・香り(1~3煎目)
HOJO 古樹滇紅4


おとなしめ!




・味(全体評価)
HOJO 古樹滇紅3


ほどよく重みあり!




こんな方にオススメ!
穏やかで飲みやすい中国紅茶が欲しい方!



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プロフィール

けy

Author:けy
基本は国内外から手に入れたシングルオリジンのダージリン・和紅茶のレビュー。緑茶や烏龍茶、フレーバードなどお茶であれば産地・製法・価格問わず紹介しています。
様々なお茶が手元に来るので、余剰があればお分けすることもできます。
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