Curious Tea 中国雲南省2019春茶 Dian Hong De Hong Ye Sheng
- 2022/07/21
- 12:00
Curious Tea 中国雲南省2019春茶 Dian Hong De Hong Ye Sheng
価格:3.8ユーロ/10g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:並 評価:★5

商品説明:
使用原料は野生のCamellia Sinensis var. dehungensis。産地は中国雲南省徳高タイ族チンポー族自治州芒市、標高1600~2000m。甘くフルーティーな香り。滑らかで複雑な味わいで、プルーンや麦っぽく、ほんのりモルティーかつ酸味がある。
今回のお茶は、ずっと前におまけでくっついてきたテンコウ!
ピンイン読みのせいでマジで何書いてあるかわからない商品名ですが、この店はなぜか漢字表記もしてくれるので助かる!パッケージ右下に書いてある通りですね。
興味がなかったので3年ほど放置していましたが、いざ飲むとなって商品説明を見るとこいつ紫のようです。
これはテンコウといっても一風変わったものになっている気がしますね。

う~ん……やっぱり一筋縄ではいかなさそうです。
香りは天かす浮かべた麵つゆみたいな旨みのある感じ。
食欲は湧いてくるけれど!
麵つゆ飲む趣味はないぞ!?
茶葉量2.0g、湯量40mL、熱湯の多煎抽出。1煎目は20秒、以後は1煎ごとに10秒プラスしました。
[簡易評価]

※詳細
・1煎目:抽出時間20秒
トップノートはスダチのような柑橘感。枯感に青みと旨みがあり、焼いたズッキーニを思わせる。
風味は出汁っぽさが強烈。
口当たりはとろんとしている。余韻はなし、ボディーもなし。
口に含むとやたらと旨味の主張を感じる。
酸味と絡んで、苦渋が弱く主張し、少し荒いフィニッシュ。
・2煎目:抽出時間30秒
香りは焦げついたようなダークなウッディーさ、火薬っぽさ。微妙に天かすのような旨みがある。
風味は出汁っぽい。後にトマトの葉っぱっぽさが残る。
旨味の主張が落ちたものの、雰囲気は甘やか。
旨味によって和らいで苦渋がコクの一部として捉えられる。
後味にはピリ辛な刺激が残る。
・3煎目:抽出時間40秒
香りは燃えたウッディーな香ばしさ。
風味はトマトの葉っぱと出汁。
主張がさらにダウンし、お湯っぽい飲み心地。フィニッシュに僅かな旨味と、硬水のような金属感のある渋みが残る。
・4煎目:抽出時間50秒
香りは弱い枯感。
生臭さが落ちて桃やアセロラみたいな残り香。
完全に味が抜けてお湯。後味に渋みが残る。
[総括]
香りは妙に青いですね。
トマトの葉っぱみたいな印象で、お茶っぽくない上に愉快な感じもしない……。
まあ、チャといっていいか微妙なラインに居る奴なので、攻めることはできませんが!
風味は香り以上に植物っぽさがハッキリ。
HOJOの紫は紫蘇っぽくて取っ付きやすいのですけど、こいつはとげとげしい!
しかも、時折やけにフルーティー。なんなんだこの不安定な個性は……。
味わいも妙。少し濃い目にとった出汁という印象です。とにかく舌の上への主張は強いものの、それ以外はからっきしという潔い構成ですね。
煎を重ねると渋みが出てくるものの、それほど強くないのはありがたい!
不味くはありませんが、「テンコウ紅茶」からはあまりにもかけ離れているのが問題点ですね。
スペックを見て「あ、紫茶ね。OKOK!」
と言える方なら飲んでも悪くないと感じると思います……味に関しては。
心構えができていても、風味が青くっさいのでそこも厄介ですね。
とにかくクセの塊みたいなモノです。
商品名のおかげで奇麗に埋められた地雷と言えますね!
面白さだけはずば抜けていますが、積極的に買いたいとは思えない商品でした!
・香り(1~3煎目)

妙に生っぽい!
・味(全体評価)

出汁だね!
こんな方にオススメ!
・変なお茶が飲みたい方!
価格:3.8ユーロ/10g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:並 評価:★5

商品説明:
使用原料は野生のCamellia Sinensis var. dehungensis。産地は中国雲南省徳高タイ族チンポー族自治州芒市、標高1600~2000m。甘くフルーティーな香り。滑らかで複雑な味わいで、プルーンや麦っぽく、ほんのりモルティーかつ酸味がある。
今回のお茶は、ずっと前におまけでくっついてきたテンコウ!
ピンイン読みのせいでマジで何書いてあるかわからない商品名ですが、この店はなぜか漢字表記もしてくれるので助かる!パッケージ右下に書いてある通りですね。
興味がなかったので3年ほど放置していましたが、いざ飲むとなって商品説明を見るとこいつ紫のようです。
これはテンコウといっても一風変わったものになっている気がしますね。

う~ん……やっぱり一筋縄ではいかなさそうです。
香りは天かす浮かべた麵つゆみたいな旨みのある感じ。
食欲は湧いてくるけれど!
麵つゆ飲む趣味はないぞ!?
茶葉量2.0g、湯量40mL、熱湯の多煎抽出。1煎目は20秒、以後は1煎ごとに10秒プラスしました。
[簡易評価]

※詳細
・1煎目:抽出時間20秒
トップノートはスダチのような柑橘感。枯感に青みと旨みがあり、焼いたズッキーニを思わせる。
風味は出汁っぽさが強烈。
口当たりはとろんとしている。余韻はなし、ボディーもなし。
口に含むとやたらと旨味の主張を感じる。
酸味と絡んで、苦渋が弱く主張し、少し荒いフィニッシュ。
・2煎目:抽出時間30秒
香りは焦げついたようなダークなウッディーさ、火薬っぽさ。微妙に天かすのような旨みがある。
風味は出汁っぽい。後にトマトの葉っぱっぽさが残る。
旨味の主張が落ちたものの、雰囲気は甘やか。
旨味によって和らいで苦渋がコクの一部として捉えられる。
後味にはピリ辛な刺激が残る。
・3煎目:抽出時間40秒
香りは燃えたウッディーな香ばしさ。
風味はトマトの葉っぱと出汁。
主張がさらにダウンし、お湯っぽい飲み心地。フィニッシュに僅かな旨味と、硬水のような金属感のある渋みが残る。
・4煎目:抽出時間50秒
香りは弱い枯感。
生臭さが落ちて桃やアセロラみたいな残り香。
完全に味が抜けてお湯。後味に渋みが残る。
[総括]
香りは妙に青いですね。
トマトの葉っぱみたいな印象で、お茶っぽくない上に愉快な感じもしない……。
まあ、チャといっていいか微妙なラインに居る奴なので、攻めることはできませんが!
風味は香り以上に植物っぽさがハッキリ。
HOJOの紫は紫蘇っぽくて取っ付きやすいのですけど、こいつはとげとげしい!
しかも、時折やけにフルーティー。なんなんだこの不安定な個性は……。
味わいも妙。少し濃い目にとった出汁という印象です。とにかく舌の上への主張は強いものの、それ以外はからっきしという潔い構成ですね。
煎を重ねると渋みが出てくるものの、それほど強くないのはありがたい!
不味くはありませんが、「テンコウ紅茶」からはあまりにもかけ離れているのが問題点ですね。
スペックを見て「あ、紫茶ね。OKOK!」
と言える方なら飲んでも悪くないと感じると思います……味に関しては。
心構えができていても、風味が青くっさいのでそこも厄介ですね。
とにかくクセの塊みたいなモノです。
商品名のおかげで奇麗に埋められた地雷と言えますね!
面白さだけはずば抜けていますが、積極的に買いたいとは思えない商品でした!
・香り(1~3煎目)

妙に生っぽい!
・味(全体評価)

出汁だね!
こんな方にオススメ!
・変なお茶が飲みたい方!
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