Makaibari Silver Tips Imperial 2022SF
- 2022/09/06
- 12:00
Makaibari Silver Tips Imperial 2022セカンドフラッシュ
価格:30ドル/50g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:高 評価:★9.5

商品説明:
手製の半発酵茶。満月の夜に摘み取られた茶葉のみを使用。
今回のお茶は、マカイバリ茶園のセカンドフラッシュ!
マカイバリ・ジャパンのシルバーニードルズは7月14日の満月(スーパームーン)に摘まれたもののようですが、このシルバーティップスインペリアルはどうもその一か月前、6月14日の満月(ストロベリームーン)の時に摘まれたもののようです。

茶葉はこんな感じ。
香りはスパイシーかつフレッシュな香ばしさ。セカンドフラッシュというよりかなりファーストフラッシュに近い雰囲気ですね。
これをみるとマカイバリ・ジャパンが言う「6月は夏らしい気候ではなかった」というのは確かにそうなのかもしれません。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]

・寸評
フレッシュ&華やか!
※詳細
トップノートは新芽のモルティーさを伴う、白百合のような上品な花香。山椒のようなスパイス感も感じられる。
ミドルノートはピオニーの上品な花香、グリニッシュ・ボタニカルさ混じりの火香が感じられ、竹のような若くフレッシュな雰囲気が続く。冷め始めるとランの花と花蜜のニュアンスが強くなり、安定して甘い香ばしさを感じられる。さらに冷めるとカルダモン、クローブのようなスパイス感。
ベースノートは樹皮、バニラ、芝。パウダリーな花のニュアンス。
・トップ強、ミドル強、ベース中
[味]

・寸評
上品な味わい!
※詳細
風味はスパイシーなニュアンスを伴う、甘く華やかな花蜜。戻り香は芝とベリー系のフルーティーさ。
口当たりは滑らか。
強い甘味によって柔らかに感じられる、酸味と塩味が瑞々しく流れるファーストフラッシュ感の強いトップテイスト。
ミドルではごくわずかな苦渋味とともに旨味が現れ、塩味とともに滋味深いコクを感じる。
こってり感のある甘味が残りつつ、ミネラルの甘さも響く充実感のある味わいでフィニッシュ。後味はさっぱりとした甘み。
・余韻 中
・ボディー フル
・苦渋 微妙にアクセントとして感じられる程度。ポジティブ。
・雑味 旨味の一部として酸・渋が感じられるのみ。ポジティブ。
[総括]
ガワはほぼファーストフラッシュみたいなものですね。見た目通り、グリニッシュですし塩味も比較的強め。
チャノキがしっかりとエネルギーを蓄えているのが伝わってきます。
ただ、塩気が辛みになるほど強いわけではなく、フィニッシュにかけての甘み+かなり控えめながら感じられる苦渋はセカンドフラッシュっぽい。
セカンドで若いキャラクターというとクローナルの「ワンダー系」が思い浮かびますが、それとは全然異なります。花っぽさはあるものの、ガンガン主張してきません。いい意味でセイロンティーっぽい、発酵がいい塩梅でなされているから出ている香味という感じ。
そして、どちらかといえば緑茶っぽい味わいは発酵度低めのチャイナのキャラクターを示しています。
そうなると次に近しいものはYoung Teaなのですが、それと比べると苦みの主張が格段に低く、クリアーな味わいがのが印象的です。
パッケージに書いてある通り、烏龍茶というのが一番しっくりきます
。もしくは、ちょっと白茶みたいな香りもするので、「白茶と烏龍茶の中間ぐらいの発酵度紅茶」でしょうか。
何と言ったらいいのか、難しい……。
とにかく!極めてバランスの良い美しいお茶です。
その上、長く蒸らしたところで雑味が強く出てこない辺り、質は上等。
その割に随分と安いので驚きですね。
香りは高くなる前のマカイバリ・ジャパンのシルバーティップスに似たところがありますし、
マカイバリの実力を感じられる素晴らしいお茶でした!

こんな方にオススメ!
・質の良いお茶が飲みたい方!
・個性的なお茶が飲みたい方!
価格:30ドル/50g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:高 評価:★9.5

商品説明:
手製の半発酵茶。満月の夜に摘み取られた茶葉のみを使用。
今回のお茶は、マカイバリ茶園のセカンドフラッシュ!
マカイバリ・ジャパンのシルバーニードルズは7月14日の満月(スーパームーン)に摘まれたもののようですが、このシルバーティップスインペリアルはどうもその一か月前、6月14日の満月(ストロベリームーン)の時に摘まれたもののようです。

茶葉はこんな感じ。
香りはスパイシーかつフレッシュな香ばしさ。セカンドフラッシュというよりかなりファーストフラッシュに近い雰囲気ですね。
これをみるとマカイバリ・ジャパンが言う「6月は夏らしい気候ではなかった」というのは確かにそうなのかもしれません。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]

・寸評
フレッシュ&華やか!
※詳細
トップノートは新芽のモルティーさを伴う、白百合のような上品な花香。山椒のようなスパイス感も感じられる。
ミドルノートはピオニーの上品な花香、グリニッシュ・ボタニカルさ混じりの火香が感じられ、竹のような若くフレッシュな雰囲気が続く。冷め始めるとランの花と花蜜のニュアンスが強くなり、安定して甘い香ばしさを感じられる。さらに冷めるとカルダモン、クローブのようなスパイス感。
ベースノートは樹皮、バニラ、芝。パウダリーな花のニュアンス。
・トップ強、ミドル強、ベース中
[味]

・寸評
上品な味わい!
※詳細
風味はスパイシーなニュアンスを伴う、甘く華やかな花蜜。戻り香は芝とベリー系のフルーティーさ。
口当たりは滑らか。
強い甘味によって柔らかに感じられる、酸味と塩味が瑞々しく流れるファーストフラッシュ感の強いトップテイスト。
ミドルではごくわずかな苦渋味とともに旨味が現れ、塩味とともに滋味深いコクを感じる。
こってり感のある甘味が残りつつ、ミネラルの甘さも響く充実感のある味わいでフィニッシュ。後味はさっぱりとした甘み。
・余韻 中
・ボディー フル
・苦渋 微妙にアクセントとして感じられる程度。ポジティブ。
・雑味 旨味の一部として酸・渋が感じられるのみ。ポジティブ。
[総括]
ガワはほぼファーストフラッシュみたいなものですね。見た目通り、グリニッシュですし塩味も比較的強め。
チャノキがしっかりとエネルギーを蓄えているのが伝わってきます。
ただ、塩気が辛みになるほど強いわけではなく、フィニッシュにかけての甘み+かなり控えめながら感じられる苦渋はセカンドフラッシュっぽい。
セカンドで若いキャラクターというとクローナルの「ワンダー系」が思い浮かびますが、それとは全然異なります。花っぽさはあるものの、ガンガン主張してきません。いい意味でセイロンティーっぽい、発酵がいい塩梅でなされているから出ている香味という感じ。
そして、どちらかといえば緑茶っぽい味わいは発酵度低めのチャイナのキャラクターを示しています。
そうなると次に近しいものはYoung Teaなのですが、それと比べると苦みの主張が格段に低く、クリアーな味わいがのが印象的です。
パッケージに書いてある通り、烏龍茶というのが一番しっくりきます
。もしくは、ちょっと白茶みたいな香りもするので、「白茶と烏龍茶の中間ぐらいの発酵度紅茶」でしょうか。
何と言ったらいいのか、難しい……。
とにかく!極めてバランスの良い美しいお茶です。
その上、長く蒸らしたところで雑味が強く出てこない辺り、質は上等。
その割に随分と安いので驚きですね。
香りは高くなる前のマカイバリ・ジャパンのシルバーティップスに似たところがありますし、
マカイバリの実力を感じられる素晴らしいお茶でした!

こんな方にオススメ!
・質の良いお茶が飲みたい方!
・個性的なお茶が飲みたい方!
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