Gclef ダージリン2022SF シンブリ農園Muscatel DJ-114
- 2022/09/25
- 12:00
Gclef ダージリン2022セカンドフラッシュ シンブリ農園Muscatel DJ-114
価格:3240円/50g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:並 評価:★4.5

商品説明:
使用品種は中国種。すっと甘みが先行し、渋みが抑えられた滑らかな味わい。メローでかわいらしいマスカテルを感じられる。ロットナンバーはDJ-114。
今回のお茶は、ジークレフのセカンドフラッシュからシンブリ!
今年のシンブリは平均点が高いので期待半分。
先のバラスンと同じグループ生産のお茶なので似たようなものなのでは?という懸念と、「かわいらしいマスカテルって何なんだろう?」という点から不安半分、といった感じですね。

茶葉はこんな感じ。
香りは軽やかなナッツの香ばしさ。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]

・寸評
マスカテルというには甘さが弱い!
※詳細
トップノートはカラカラな印象のドライな香ばしさ。微妙にウッディーさが混ざったカラメルっぽさ。
ミドルノートは焼けたウッディーさ、こんがりとした枯れ葉がメイン。多少シャープなニュアンスが混ざっておりスグリを思わせる。冷めてくるとトップノートに似た木の枝や乾いた木材、またはウーロン系のような軽い香りが戻ってくる。
ベースノートは旨みのある火香、ドライクランベリー、ウッディーさ。微妙にフルーティーな要素を帯びた、ドライなムスクという印象。
・トップ弱、ミドル中、ベース中
[味]

・寸評
こじんまりとした甘苦さ!
※詳細
風味はウッディーなニュアンスが混ざった枯れ葉。戻り香は若干カカオハスク。
口当たりは瑞々しくビター。
口に含むと舌に軽く苦味のアタック。それをほんのりとした甘さが洗い流していく。
ミドルではキュっとした軽い収斂性のある渋味と塩味を感じ、かすかな旨味を帯びた甘苦さが広がる。
少しほろ苦さが残りつつ、甘めの塩味でフィニッシュ。後味にも残る。
・余韻 なし
・ボディー ミディアム
・苦渋 苦味は少し目立つが渋みはかなりおとなしい。ネガティブではない。
・雑味 最初にくる苦みが少し響く程度。舌触りは悪くないので特に気にならない。
[総括]
香りはシンブリのドライさが出ていますね。
クローナルでは香り高さを増幅させるのでメリットになるのですが、そこまで派手ではないチャイナでは乾いた木感が強いです。
発酵度はさほど高くない印象。ゼロではないフルーティーな要素には円熟感があまり感じられずちょっと軽い雰囲気を感じ取りました。
味わいはバランスはギリギリなんとかなっている……かな?という感じ。
苦みが先走っているのが困った点です。
最初に少し主張のある甘味と、ミドルの薄っすらとした旨味、雑味が比較的少ないというポジティブポイントを総動員して……なんとか!なんとか「ちょっと苦い」レベルにもっていっている感じです。
良い点がほぼネガティブ要素のカバーに回っているので、結果的に平坦というか強みに欠ける……小さいスケールのバランス型に落ち着いている印象。
良いとは言えないのですが、悪いと切り捨てるには少ししのびない。
ちょっと微妙というのがしっくりくる評価かな、と感じました。

こんな方にオススメ!
・ちょっと苦みがある方が好みの方!
価格:3240円/50g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:並 評価:★4.5

商品説明:
使用品種は中国種。すっと甘みが先行し、渋みが抑えられた滑らかな味わい。メローでかわいらしいマスカテルを感じられる。ロットナンバーはDJ-114。
今回のお茶は、ジークレフのセカンドフラッシュからシンブリ!
今年のシンブリは平均点が高いので期待半分。
先のバラスンと同じグループ生産のお茶なので似たようなものなのでは?という懸念と、「かわいらしいマスカテルって何なんだろう?」という点から不安半分、といった感じですね。

茶葉はこんな感じ。
香りは軽やかなナッツの香ばしさ。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]

・寸評
マスカテルというには甘さが弱い!
※詳細
トップノートはカラカラな印象のドライな香ばしさ。微妙にウッディーさが混ざったカラメルっぽさ。
ミドルノートは焼けたウッディーさ、こんがりとした枯れ葉がメイン。多少シャープなニュアンスが混ざっておりスグリを思わせる。冷めてくるとトップノートに似た木の枝や乾いた木材、またはウーロン系のような軽い香りが戻ってくる。
ベースノートは旨みのある火香、ドライクランベリー、ウッディーさ。微妙にフルーティーな要素を帯びた、ドライなムスクという印象。
・トップ弱、ミドル中、ベース中
[味]

・寸評
こじんまりとした甘苦さ!
※詳細
風味はウッディーなニュアンスが混ざった枯れ葉。戻り香は若干カカオハスク。
口当たりは瑞々しくビター。
口に含むと舌に軽く苦味のアタック。それをほんのりとした甘さが洗い流していく。
ミドルではキュっとした軽い収斂性のある渋味と塩味を感じ、かすかな旨味を帯びた甘苦さが広がる。
少しほろ苦さが残りつつ、甘めの塩味でフィニッシュ。後味にも残る。
・余韻 なし
・ボディー ミディアム
・苦渋 苦味は少し目立つが渋みはかなりおとなしい。ネガティブではない。
・雑味 最初にくる苦みが少し響く程度。舌触りは悪くないので特に気にならない。
[総括]
香りはシンブリのドライさが出ていますね。
クローナルでは香り高さを増幅させるのでメリットになるのですが、そこまで派手ではないチャイナでは乾いた木感が強いです。
発酵度はさほど高くない印象。ゼロではないフルーティーな要素には円熟感があまり感じられずちょっと軽い雰囲気を感じ取りました。
味わいはバランスはギリギリなんとかなっている……かな?という感じ。
苦みが先走っているのが困った点です。
最初に少し主張のある甘味と、ミドルの薄っすらとした旨味、雑味が比較的少ないというポジティブポイントを総動員して……なんとか!なんとか「ちょっと苦い」レベルにもっていっている感じです。
良い点がほぼネガティブ要素のカバーに回っているので、結果的に平坦というか強みに欠ける……小さいスケールのバランス型に落ち着いている印象。
良いとは言えないのですが、悪いと切り捨てるには少ししのびない。
ちょっと微妙というのがしっくりくる評価かな、と感じました。

こんな方にオススメ!
・ちょっと苦みがある方が好みの方!
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