茶香好友 ネパール2022SF ジュンチヤバリ茶園HRHT J-215
- 2022/10/02
- 12:00
茶香好友 ネパール2022セカンドフラッシュ ジュンチヤバリ茶園HRHT J-215
価格:2200円/30g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:やや低 評価:★4.5

商品説明:
使用品種はT383。爽やかな花香の中から遅れて果実香が広がる。果実系の甘い味の中にわずかな渋がありアクセントになっている。ロットナンバーはJ-215。
今回のお茶は勉強枠として購入したジュンチヤバリ。
一芯二葉ではHSPでAV2のロットがかなり安く買える、そして高発酵ジュンチヤバリの本気は夏ではなく秋冬であることを考えれば、飲むまでもなくコストパフォーマンスが悪いと判断可能です。
ぶっちゃけスルー安定なのですが、あえて購入した理由は品種ですね。
最近目にする機会が増えてきたT383。ジュンチヤバリで単一品種は初めて見ました。今年はジュンチヤバリの単一品種ロットを多く飲んでいるので、品種をよりよく知るための比較にはちょうどいいだろうと思いました。

茶葉はこんな感じ。
香りは花蜜の甘さを伴う香ばしい火香。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]

・寸評
華やかな花の香り!
※詳細
トップノートはバラの花を思わせる、気品のある花香と芳しい火香。
ミドルノートはライラックの花のような甘い花蜜。微妙メローな洋ナシのニュアンスと枯れ葉の香ばしさが合わさりシャープに感じられる。冷めるとオリエンタルユリのような甘さの強い花香、シソのようなハーブっぽさが残る。
ベースノートは弱いロースト感。
・トップ中、ミドル強、ベース弱
[味]

・寸評
飲みにくい!
※詳細
風味は軽やかな香ばしさの中に、花蜜とボタニカルさ。
口当たりは瑞々しくシャープ。
じんわりとしたほろ苦さを舌に感じながら、甘味が流れるトップテイスト。
ミドルでは酸味と塩味が絡んできてやや塩辛いがジューシーな感覚。
苦渋と塩気による甘じょっぱいフィニッシュ。後味は少し辛い。
・余韻 なし
・ボディー ミディアム
・苦渋 苦味は最初に感じられ、渋みは控えめ。ネガティブではない。
・雑味 苦渋・塩・酸が雑多に混ざってシャープな感覚。ざらつかないが、やたら塩気が強く辛い。ネガティブ。
[総括]
シッキムテミでも思いましたが、やはりトップで華やかに香るのが特徴的ですね。
基本は花香ですが温度で雰囲気が変わり、最初は華やか・次に明るく・そして穏やかに甘い……といった変化をしていきます。
ボタニカルさはまずまず。フルーティーとまでは言いませんが、それに近い甘いニュアンスもあってなかなか面白いですね。
で問題が味です。
苦渋は大して主張してこないのですが、やたらと塩辛い。どこの茶園のものでもこうですね。
塩味と酸味が強くかなり飲みにくい点がネガティブ。
比較的穏やかな味わいの茶づくりをするジュンチヤバリだと、尖った部分が明確にされてしまう印象を受けました。
香りの構成はAV2に似たところがあって好印象なのですが、味わいがかなり厳ついので単一ではなかなか扱いにくい様子。
ジークレフのファーストフラッシュHSP J-37やシルバーポットのシンブリスノーホワイトのように、ブレンドしてパンチを生み出す役割をさせるのが一番良い使い方だろうと感じました!

こんな方にオススメ!
・尖った個性を感じたい方!
価格:2200円/30g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:やや低 評価:★4.5

商品説明:
使用品種はT383。爽やかな花香の中から遅れて果実香が広がる。果実系の甘い味の中にわずかな渋がありアクセントになっている。ロットナンバーはJ-215。
今回のお茶は勉強枠として購入したジュンチヤバリ。
一芯二葉ではHSPでAV2のロットがかなり安く買える、そして高発酵ジュンチヤバリの本気は夏ではなく秋冬であることを考えれば、飲むまでもなくコストパフォーマンスが悪いと判断可能です。
ぶっちゃけスルー安定なのですが、あえて購入した理由は品種ですね。
最近目にする機会が増えてきたT383。ジュンチヤバリで単一品種は初めて見ました。今年はジュンチヤバリの単一品種ロットを多く飲んでいるので、品種をよりよく知るための比較にはちょうどいいだろうと思いました。

茶葉はこんな感じ。
香りは花蜜の甘さを伴う香ばしい火香。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]

・寸評
華やかな花の香り!
※詳細
トップノートはバラの花を思わせる、気品のある花香と芳しい火香。
ミドルノートはライラックの花のような甘い花蜜。微妙メローな洋ナシのニュアンスと枯れ葉の香ばしさが合わさりシャープに感じられる。冷めるとオリエンタルユリのような甘さの強い花香、シソのようなハーブっぽさが残る。
ベースノートは弱いロースト感。
・トップ中、ミドル強、ベース弱
[味]

・寸評
飲みにくい!
※詳細
風味は軽やかな香ばしさの中に、花蜜とボタニカルさ。
口当たりは瑞々しくシャープ。
じんわりとしたほろ苦さを舌に感じながら、甘味が流れるトップテイスト。
ミドルでは酸味と塩味が絡んできてやや塩辛いがジューシーな感覚。
苦渋と塩気による甘じょっぱいフィニッシュ。後味は少し辛い。
・余韻 なし
・ボディー ミディアム
・苦渋 苦味は最初に感じられ、渋みは控えめ。ネガティブではない。
・雑味 苦渋・塩・酸が雑多に混ざってシャープな感覚。ざらつかないが、やたら塩気が強く辛い。ネガティブ。
[総括]
シッキムテミでも思いましたが、やはりトップで華やかに香るのが特徴的ですね。
基本は花香ですが温度で雰囲気が変わり、最初は華やか・次に明るく・そして穏やかに甘い……といった変化をしていきます。
ボタニカルさはまずまず。フルーティーとまでは言いませんが、それに近い甘いニュアンスもあってなかなか面白いですね。
で問題が味です。
苦渋は大して主張してこないのですが、やたらと塩辛い。どこの茶園のものでもこうですね。
塩味と酸味が強くかなり飲みにくい点がネガティブ。
比較的穏やかな味わいの茶づくりをするジュンチヤバリだと、尖った部分が明確にされてしまう印象を受けました。
香りの構成はAV2に似たところがあって好印象なのですが、味わいがかなり厳ついので単一ではなかなか扱いにくい様子。
ジークレフのファーストフラッシュHSP J-37やシルバーポットのシンブリスノーホワイトのように、ブレンドしてパンチを生み出す役割をさせるのが一番良い使い方だろうと感じました!

こんな方にオススメ!
・尖った個性を感じたい方!
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