Gclef 静岡磐田2022FF 香駿 眠り姫 鈴木英之 作
- 2022/10/10
- 12:00
Gclef 静岡磐田2022ファーストフラッシュ 香駿 眠り姫 鈴木英之 作
価格:3240円/50g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:やや低 評価:★4

商品説明:
使用品種は香駿。正山小種を思わせる、深い甘味。トースト・黒糖・シナモンのような香りを有した引き込まれるような香味。
今回のお茶は、ジークレフのニューリリース!
定番であるマルヒ製茶の香駿紅茶ですが、今回のロットはちょっと特殊らしい……ということで購入してみました。
火入れがじっくりとされているらしいですね。
中国紅茶っぽいというとジュンチヤバリのHIBとかに似たタイプなのかな?とも思われますが、とりあえず飲んでみることにしましょう。

茶葉はこんな感じ。
香りは微妙なナッツっぽさ、天ぷらのようなクリスピーな香ばしさ。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]

・寸評
どちらかと言えば烏龍茶っぽい。
※詳細
トップノートは線香、炭火。しっかりとした焙煎が効いている印象。真っ黒コゲではない。
ミドルノートはロースト感が明るく感じられる。トーストのような香りと、花蜜による明るく甘さのある香ばしさをメインに感じ、シャープで蜜っぽい甘さがチラつく。
冷めるにつれてフルーティーさがアップ。生の竜眼、梅・ベリー系を思わせる赤黒いドライフルーツのニュアンス。また、香ばしさは変化してフライドポテトなような雰囲気。
ベースノートはロースト感、木材、果物の皮。
・トップ中、ミドル強、ベース中
[味]

・寸評
尖った部分が惜しい。
※詳細
風味は少し瑞々しい枯れ葉。戻り香はこんがりとしている。冷めるにつれて香り同様、
口当たりはまろやか。
口に含むと丸みと厚みのある甘みが広がり、香駿らしい苦味が舌の端に残る。少し苦々しいトップテイスト。
ミドルでは苦味が引き続き感じられ、塩味と穏やかな渋味よって和らいでコクを形成。
さっぱりとしたエッジでフィニッシュ。後味には少し甘い塩気が残る。
・余韻 なし
・ボディー フル
・苦渋 苦味が悪目立ちしていてネガティブ。
・雑味 苦渋・酸味が残って少しドライだがネガティブとまではいわない。
[総括]
香りは個性的で面白いですね!
火の入った小麦のような香りが少しする点は確かに正山に近い。冷めるほどにそう感じますね。
また、高温時は火香の中に熟したフルーツ系の香りがある点の方が印象的で、岩茶の肉桂のよう。
どちらにせよ中国茶を思わせる香りになっています。
ただ、味は和紅茶で、そして香駿過ぎる!
口に含んだ時のふくよかな甘みの広がりだけは「正山とか岩茶みたいじゃないか!」と好印象だったのですが、直後に舌を刺すような苦味が来るのが惜しいですね。非常に飲みにくいのがネガティブです。
評価自体は落ちましたが、良くも悪くも尖った個性なのは間違いない。
香駿はやはり面白いなと感じるお茶でした!

こんな方にオススメ!
・個性の強いお茶が飲みたい方!
価格:3240円/50g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:やや低 評価:★4

商品説明:
使用品種は香駿。正山小種を思わせる、深い甘味。トースト・黒糖・シナモンのような香りを有した引き込まれるような香味。
今回のお茶は、ジークレフのニューリリース!
定番であるマルヒ製茶の香駿紅茶ですが、今回のロットはちょっと特殊らしい……ということで購入してみました。
火入れがじっくりとされているらしいですね。
中国紅茶っぽいというとジュンチヤバリのHIBとかに似たタイプなのかな?とも思われますが、とりあえず飲んでみることにしましょう。

茶葉はこんな感じ。
香りは微妙なナッツっぽさ、天ぷらのようなクリスピーな香ばしさ。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]

・寸評
どちらかと言えば烏龍茶っぽい。
※詳細
トップノートは線香、炭火。しっかりとした焙煎が効いている印象。真っ黒コゲではない。
ミドルノートはロースト感が明るく感じられる。トーストのような香りと、花蜜による明るく甘さのある香ばしさをメインに感じ、シャープで蜜っぽい甘さがチラつく。
冷めるにつれてフルーティーさがアップ。生の竜眼、梅・ベリー系を思わせる赤黒いドライフルーツのニュアンス。また、香ばしさは変化してフライドポテトなような雰囲気。
ベースノートはロースト感、木材、果物の皮。
・トップ中、ミドル強、ベース中
[味]

・寸評
尖った部分が惜しい。
※詳細
風味は少し瑞々しい枯れ葉。戻り香はこんがりとしている。冷めるにつれて香り同様、
口当たりはまろやか。
口に含むと丸みと厚みのある甘みが広がり、香駿らしい苦味が舌の端に残る。少し苦々しいトップテイスト。
ミドルでは苦味が引き続き感じられ、塩味と穏やかな渋味よって和らいでコクを形成。
さっぱりとしたエッジでフィニッシュ。後味には少し甘い塩気が残る。
・余韻 なし
・ボディー フル
・苦渋 苦味が悪目立ちしていてネガティブ。
・雑味 苦渋・酸味が残って少しドライだがネガティブとまではいわない。
[総括]
香りは個性的で面白いですね!
火の入った小麦のような香りが少しする点は確かに正山に近い。冷めるほどにそう感じますね。
また、高温時は火香の中に熟したフルーツ系の香りがある点の方が印象的で、岩茶の肉桂のよう。
どちらにせよ中国茶を思わせる香りになっています。
ただ、味は和紅茶で、そして香駿過ぎる!
口に含んだ時のふくよかな甘みの広がりだけは「正山とか岩茶みたいじゃないか!」と好印象だったのですが、直後に舌を刺すような苦味が来るのが惜しいですね。非常に飲みにくいのがネガティブです。
評価自体は落ちましたが、良くも悪くも尖った個性なのは間違いない。
香駿はやはり面白いなと感じるお茶でした!

こんな方にオススメ!
・個性の強いお茶が飲みたい方!
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