COMINS TEA RAJIV'S 2022 FIRST FLUSH DARJEELING
- 2022/10/21
- 12:00
COMINS TEA RAJIV'S 2022 FIRST FLUSH DARJEELING
価格:3ポンド/10g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:並 評価:★5.5

商品説明:
原料はクルソンからプーボンの間にまたがる6軒の小規模農家のもの。使用品種は中国種、およびクローナル。ブルブン・バスティにあるラジヴの工場で製茶。甘く高揚感のあるファーストフラッシュ。
今回のお茶は、勉強枠です。
ダージリンではありますが……商品名は日本風に言うなら「ラジヴさんちのお茶」でしょうか。
聞いたこともない小規模農家が作っているらしいお茶です。
誰かー!飲んでいませんかー!
……検索しても出てきやしない。
じゃあもう自分で試すかな……という感じで購入。
このラジヴという茶師はアンブーティア茶園やヌクサルバリ茶園で働いていたらしい。
ヌクサルバリは87茶園ではないのでキャリアになるのかはよくわかりませんが、とりあえず経験は豊富。
6つの茶区はコンポストで土壌を作ったりハーブを一杯植えたりする、シーヨクみたいなタイプらしい。

茶葉はこんな感じ。
香りはほんのりとしたグリニッシュさとランの花。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]

・寸評
甘さの中にツンと香る刺激あり!
※詳細
トップノートは照り焼きを思わせる強い発酵感+火香。
ミドルノートはドライな雰囲気。旨みのある火香、ウッディーさが香ばしい。また、カレーリーフのようなスパイシーさを伴うスズランの花、ゲッカビジンのようなボタニカルさが感じられる。冷め始めると香りが落ち着き、カラメルっぽい香ばしさとオークのようなウッディーさが残る。
ベースノートはロースト感とバニラ。
・トップ中、ミドル強、ベース中
[味]

・寸評
どっしりと重たい!
※詳細
風味はべっこう飴のような甘さに、グリニッシュさが絡んで少しスマートな雰囲気。
口当たりはまったり。
酸味とほろ苦さは少々目立つが、甘味に包まれて感じられるトップテイスト。
ミドルでは酸味に重めの渋味が絡んで収斂味を舌の端に感じつつ、こってりとした旨味が広がる。
渋さはそのまま残り、甘やかな塩味がチラつくフィニッシュ。
・余韻 なし
・ボディー ライト
・苦渋 重めだが、きつくはない。
・雑味 酸・渋のエッジがドライに残る。が、刺々しさはない。
[総括]
ファーストフラッシュではあるものの、若々しいグリニッシュさやフレッシュフルーツのような要素を押すタイプではありません。
カラメルっぽさがあり、やり過ぎレベルにかなり発酵させているのが分かりますね。
ただ、流石に3月摘みなだけあってセカンドフラッシュみたいなことにはなっていません。レイトファーストという印象。
ダージリンというよりも和紅茶に近くなっているような……。
味はやはり渋みが重いですね。一方で苦味はさほどないので、早めに摘まれた茶葉を使っている様子。
ファーストらしく酸味・塩味のがハツラツとしており、重発酵感と合わさって濃い目の味付けになっています。
完成度はいまいちですが、意外と飲めます。
一般的な茶園ではファーストフラッシュでこういったものは作らないでしょうから、そういう意味で面白さはありますね。
また、もっとスッカスカなのかと思っていましたが、小規模農家の茶葉も結構良い味をしているのは興味深いです。
もっと美味しくないダージリンロットはいっぱいありますもの!
原料作りに関してはある程度食いつくことはできそうです。
有名茶園との絶対的な差は火入れや萎凋・発酵からくる香味の個性やキレ……つまり製茶技術だなと感じました!

こんな方にオススメ!
・有名・無名の違いを見たい方!
価格:3ポンド/10g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:並 評価:★5.5

商品説明:
原料はクルソンからプーボンの間にまたがる6軒の小規模農家のもの。使用品種は中国種、およびクローナル。ブルブン・バスティにあるラジヴの工場で製茶。甘く高揚感のあるファーストフラッシュ。
今回のお茶は、勉強枠です。
ダージリンではありますが……商品名は日本風に言うなら「ラジヴさんちのお茶」でしょうか。
聞いたこともない小規模農家が作っているらしいお茶です。
誰かー!飲んでいませんかー!
……検索しても出てきやしない。
じゃあもう自分で試すかな……という感じで購入。
このラジヴという茶師はアンブーティア茶園やヌクサルバリ茶園で働いていたらしい。
ヌクサルバリは87茶園ではないのでキャリアになるのかはよくわかりませんが、とりあえず経験は豊富。
6つの茶区はコンポストで土壌を作ったりハーブを一杯植えたりする、シーヨクみたいなタイプらしい。

茶葉はこんな感じ。
香りはほんのりとしたグリニッシュさとランの花。
茶葉は3.0g量り取り、湯量225mL、95度で5分蒸らしました。
[香り]

・寸評
甘さの中にツンと香る刺激あり!
※詳細
トップノートは照り焼きを思わせる強い発酵感+火香。
ミドルノートはドライな雰囲気。旨みのある火香、ウッディーさが香ばしい。また、カレーリーフのようなスパイシーさを伴うスズランの花、ゲッカビジンのようなボタニカルさが感じられる。冷め始めると香りが落ち着き、カラメルっぽい香ばしさとオークのようなウッディーさが残る。
ベースノートはロースト感とバニラ。
・トップ中、ミドル強、ベース中
[味]

・寸評
どっしりと重たい!
※詳細
風味はべっこう飴のような甘さに、グリニッシュさが絡んで少しスマートな雰囲気。
口当たりはまったり。
酸味とほろ苦さは少々目立つが、甘味に包まれて感じられるトップテイスト。
ミドルでは酸味に重めの渋味が絡んで収斂味を舌の端に感じつつ、こってりとした旨味が広がる。
渋さはそのまま残り、甘やかな塩味がチラつくフィニッシュ。
・余韻 なし
・ボディー ライト
・苦渋 重めだが、きつくはない。
・雑味 酸・渋のエッジがドライに残る。が、刺々しさはない。
[総括]
ファーストフラッシュではあるものの、若々しいグリニッシュさやフレッシュフルーツのような要素を押すタイプではありません。
カラメルっぽさがあり、やり過ぎレベルにかなり発酵させているのが分かりますね。
ただ、流石に3月摘みなだけあってセカンドフラッシュみたいなことにはなっていません。レイトファーストという印象。
ダージリンというよりも和紅茶に近くなっているような……。
味はやはり渋みが重いですね。一方で苦味はさほどないので、早めに摘まれた茶葉を使っている様子。
ファーストらしく酸味・塩味のがハツラツとしており、重発酵感と合わさって濃い目の味付けになっています。
完成度はいまいちですが、意外と飲めます。
一般的な茶園ではファーストフラッシュでこういったものは作らないでしょうから、そういう意味で面白さはありますね。
また、もっとスッカスカなのかと思っていましたが、小規模農家の茶葉も結構良い味をしているのは興味深いです。
もっと美味しくないダージリンロットはいっぱいありますもの!
原料作りに関してはある程度食いつくことはできそうです。
有名茶園との絶対的な差は火入れや萎凋・発酵からくる香味の個性やキレ……つまり製茶技術だなと感じました!

こんな方にオススメ!
・有名・無名の違いを見たい方!
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