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鈴茶堂 九龍窠 佛手 2020

鈴茶堂 九龍窠 佛手 2020
価格:4698円/30g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:並 評価:★7





鈴茶堂 九龍窠 佛手 2020
商品説明:
使用品種は佛手。産地は武夷山・九龍窠 。名付けの元となった佛手柑を連想させる爽やかな柑橘香と香ばしさのある焙煎香が非常に良く出ている。九龍窠の土質の良さを実感させる深みのある複雑なミネラル感、旨味、爽やかな甘味がこれ以上ないほどの良いバランスを持って楽しめる。



[抽出条件]
茶葉を1g量り取り、洗茶。その後湯量20mL、熱湯での多煎抽出。蒸らし時間は1煎目20秒。2煎目以降は10秒ずつプラス。



[簡易評価]
鈴茶堂 九龍窠 佛手 20202

※詳細
・1煎目:抽出時間20秒
キンカンのような、少し甘く軽めの柑橘香。火香自体は強くないが、ほんのりと炭火の香ばしさが感じられる。
風味はほのかな柑橘っぽさのある軽焙煎ほうじ茶。
口当たりはまろやか。余韻はなし、ボディーはフル。
ほのかな甘さを伴う塩味がメインのふくよかな液の流れを感じる。旨味と共に酸味と渋味による軽いエッジの後、濃厚なミネラル感が残る。
酸味が重なり、ジューシーな後味。

・2煎目:抽出時間30秒
ほんのりとしたみかんのような甘い柑橘香と、極めて軽い香ばしさ。蓮の花のようなニュアンスが続く。
風味は少しカカオっぽさ。沈丁花のような甘い花の風味。
口当たりはまろやか、ボディーはミディアム。
塩味が薄く広がって、ほのかな甘味が続くような繊細な甘さのトップテイスト。ミドルではじわじわと主張するミネラル感と酸味が感じられる。
鈍い旨味を帯びたミネラルとエッジでフィニッシュ。

・3煎目:抽出時間40秒
花のような要素のある軽い炭火。若干青みがあり、海藻のようなニュアンスが残る。
風味はちょっとパクチー。
口当たりはマイルド、ボディーはミディアム。
甘やかな塩味が広がり、その後酸味とエッジが続く軽やかな飲み心地。小ざっぱりとしたフィニッシュの後、ミネラル感が残る。







こちらも佛手、価格が圧倒的に違うのは名産地の茶葉だからでしょう。
実は佛手柑の方が気になるんですよね。
見た目が気持ち悪すぎる上に皮しかない、実のない柑橘って面白過ぎる。
そんなよくわからないものの香りがすると言われても……と思いますが、とりあえず何かしらのフルーツの香りがするのでしょう。

茶葉の状態では旨みのある焙煎香があるだけで特に個性は感じられません。強いて言えば比較的軽めの火なので、品種の個性は感じやすそうだというくらいですね。
実際淹れてみると、焙煎だけでなく発酵度も軽いので、素朴でみかんっぽい甘さのあるほうじ茶という印象を受けます。オレンジやレモンのような派手さではありません。風味がちょっとグリニッシュなのも個性的。
鈴茶堂 九龍窠 佛手 20203


味わいは甘味が薄く、ほぼミネラル感が味を占めています。
産地によるブーストがかかっていて、強力なボディーとじわじわ主張する存在感のあるミネラルは見事です。産地と品種の相性はいいと思いますね。
鈴茶堂 九龍窠 佛手 20201


強烈な個性があるわけではありませんが、ちびちび飲みたくなるとっつきやすいお茶だと感じました。







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