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茶の穂 猫耳石肉桂

茶の穂 猫耳石肉桂
価格:不明 タイプ:リーフ コストパフォーマンス:不明 評価:★8




茶の穂 猫耳石肉桂

[抽出条件]
茶葉を1g量り取り、洗茶。その後湯量20mL、熱湯での多煎抽出。蒸らし時間は1煎目20秒。2煎目以降は10秒ずつプラス。



[簡易評価]
茶の穂 猫耳石肉桂1
※詳細
・1煎目:抽出時間20秒
トップノートは熟したみかんのような柑橘感を伴う明るい香ばしさ。花蜜の甘さとシナモンのようなウッディーさ+スパイスのニュアンスを感じられる。冷めてくるとドライフルーツの香り。
風味は明るい花とフルーツ。
口当たりは濃厚。ボディーはややフル。
どっしりとした渋味と苦味が感じられるパワフルな味わい。ベースには甘味がある。
ジリジリとした渋みと旨味共にミネラル感が強く残る。

・2煎目:抽出時間30秒
キンモクセイのような甘い花とメローなフルーツの香り。明るく濃密な香りの中に、品のある炭火が感じられる。
口当たりはずっしり。ボディーはややメディアム
ほのかな苦みを伴う、濃厚な塩味と甘味。渋みによる重量感と濃厚な後味が残る。

・3煎目:抽出時間40秒
金柑のような甘い柑橘と沈丁花のような複雑で明るい香り。軽やかな炭火の香りが続く。
口当たりは優しい。ボディーはミディアム。
甘味と塩味がしっかりと感じられ、どっしりとした渋みが続く。後味にはミネラル感がしっかりと残る。







今回のお茶は岩茶の肉桂です。
馬頭岩の産地の小区画で作られるもので、通称猫肉。



明るく甘やかな香りと、それとギャップのある非常に力強い味わいが印象的ですね。
香りは肉桂らしい甘い花。メローなニュアンスはあるものの、火は比較的軽くフルーティーさはベリー系ではない柑橘のよう。非常に強い個性が感じられます。
茶の穂 猫耳石肉桂23



甘味や旨みはあるにはあるものの控えめ。ミネラル感と非常にどっしりとした力強い渋みがメイン。しかしそこには雑味がほとんどありません。特に4煎目、ここまでミネラルと渋みがごった煮になっていたのがサッと晴れ、本質である強さと美しさがハッキリと見えました。これは見事な肉桂です。
茶の穂 猫耳石肉桂3



馬頭岩、悟源澗と同じような産地ですが、それぞれ明確に味の個性が異なるので飲みくらべると楽しいです。

馬頭岩は一番分かりやすい構成です。サッとした軽やかな茶液でガツンとボディーが広がる緩急のある飲み心地。
悟源澗は逆にちょっと分かりにくい。そして近くと言われても「本当に?」と思うほど別物。
とろ〜んとしたエキスのようなテクスチャーで、派手ではないものの押し寄せてくるようなボディーの感じ方。実際のパワーはこれが一番強いと感じます。
そして猫耳石。
意外にもボディーとしてはそこまで強くありません。もちろん、しっかりとありますが比較すると少しおとなしめ。ただ、非常にパワフルな主張と後味の良さは肉桂の良さを引き出せていると思います。


香りについてはすでに良いと思いますが、味に関してはじっくりと熟成を待つのも良いと感じます。







[予想飲み頃]
2023〜2025年

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