茶の穂 獅峰龍井茶 2023
- 2023/05/04
- 18:00
茶の穂 獅峰龍井茶 2023
価格:不明 タイプ:リーフ コストパフォーマンス:不明 評価:★8

[抽出条件]
茶葉を1g量り取り、湯量40mL、90℃での多煎抽出。蒸らし時間は1煎目2分。2煎目以降は1分ずつ。
[簡易評価]

※詳細
・1煎目:抽出時間2分
若干フルーツのような甘さを伴う、クリスピーな香ばしさとグリニッシュさ。冷めてくるとハーブ系の爽やかな青さを感じる。
風味は芳しい釜香とグリニッシュさ。
口当たりはまろやか。
ほろ苦さと甘味のバランスが取れた緑茶らしい主張のトップテイスト。ミドルでは旨味が響くようにして感じられ、ミネラルの甘みがしっかりと残る。
・2煎目:抽出時間1分
淡いコンソメのような香ばしさの後、釜香を帯びたグリニッシュさが感じられる香り。
風味は軽い青さ、戻り香は香ばしい。
上品な甘味と旨味を感じる茶液が流れ、その後じわじわじわ〜っとしたミネラル溢れる味わい。長く滋味を感じる。
・3煎目:抽出時間1分
ドライな香ばしさと共に芝のようなグリニッシュさが感じられる。
風味は淡いグリニッシュ。
口当たりはまろやか。
甘味の強いミネラルウォーターという印象。旨味は抜けたが、強い甘みが長く主張する。
今回のお茶は緑茶の新茶。
梅家塢と双璧をなす名産地の龍井茶ですね。
比較的高価になっていますがさてどう違うのか?
香りは1煎目の華やかさが印象的です。
香ばしさ自体は控えめになっているので、煎を重ねると抜けていくのは早めですね。持続性はあまりないものの個性はよく出ているという感じになっています。

飲んでみるとまず感じるのは旨味のインパクトの淡さです。
10人に聞けば10人が梅家塢の方が強い味だと答えるでしょう。
しかし、獅峰の真骨頂は滋味の深さ。
ミネラル感が非常に強く、余韻は長くて染み入るような飲み心地になっています。
また、産地が比較的高標高なためか、製茶が上手いのか、味わいがクリアです。
これがミネラルの強さと相性抜群で、煎持ちの良い甘い水状態がずっと続きます。

この一見分かりにくい美味しさこそ獅峰らしいなと感じます。
龍井茶の王道の美味しさが楽しめる梅家塢から飲んで、そのあと獅峰と比べるという流れがいいかなと思いますね。
この2つが同時に手に入る機会はあまりないので、試せるうちに飲むのがおすすめです。
価格:不明 タイプ:リーフ コストパフォーマンス:不明 評価:★8

[抽出条件]
茶葉を1g量り取り、湯量40mL、90℃での多煎抽出。蒸らし時間は1煎目2分。2煎目以降は1分ずつ。
[簡易評価]

※詳細
・1煎目:抽出時間2分
若干フルーツのような甘さを伴う、クリスピーな香ばしさとグリニッシュさ。冷めてくるとハーブ系の爽やかな青さを感じる。
風味は芳しい釜香とグリニッシュさ。
口当たりはまろやか。
ほろ苦さと甘味のバランスが取れた緑茶らしい主張のトップテイスト。ミドルでは旨味が響くようにして感じられ、ミネラルの甘みがしっかりと残る。
・2煎目:抽出時間1分
淡いコンソメのような香ばしさの後、釜香を帯びたグリニッシュさが感じられる香り。
風味は軽い青さ、戻り香は香ばしい。
上品な甘味と旨味を感じる茶液が流れ、その後じわじわじわ〜っとしたミネラル溢れる味わい。長く滋味を感じる。
・3煎目:抽出時間1分
ドライな香ばしさと共に芝のようなグリニッシュさが感じられる。
風味は淡いグリニッシュ。
口当たりはまろやか。
甘味の強いミネラルウォーターという印象。旨味は抜けたが、強い甘みが長く主張する。
今回のお茶は緑茶の新茶。
梅家塢と双璧をなす名産地の龍井茶ですね。
比較的高価になっていますがさてどう違うのか?
香りは1煎目の華やかさが印象的です。
香ばしさ自体は控えめになっているので、煎を重ねると抜けていくのは早めですね。持続性はあまりないものの個性はよく出ているという感じになっています。

飲んでみるとまず感じるのは旨味のインパクトの淡さです。
10人に聞けば10人が梅家塢の方が強い味だと答えるでしょう。
しかし、獅峰の真骨頂は滋味の深さ。
ミネラル感が非常に強く、余韻は長くて染み入るような飲み心地になっています。
また、産地が比較的高標高なためか、製茶が上手いのか、味わいがクリアです。
これがミネラルの強さと相性抜群で、煎持ちの良い甘い水状態がずっと続きます。

この一見分かりにくい美味しさこそ獅峰らしいなと感じます。
龍井茶の王道の美味しさが楽しめる梅家塢から飲んで、そのあと獅峰と比べるという流れがいいかなと思いますね。
この2つが同時に手に入る機会はあまりないので、試せるうちに飲むのがおすすめです。
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