fc2ブログ

記事一覧

GOLDENTIPS FLOWERY GOLD 2023SF

GOLDENTIPS FLOWERY GOLD 2023セカンドフラッシュ
価格:22.74ドル/40g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:やや低 評価:★4





GOLDENTIPS FLOWERY GOLD 2023SF222

[抽出条件]
茶葉は1.8g量り取り、湯量135mL、95℃で4分。


[香り]
トップノートは僅かにこんがりとした香ばしさ。
ミドルノートは円熟感のある赤ブドウのフルーティーさ。プリムラの花のような明るい甘さが続く。
ベースノートはドライな枯葉、葡萄の皮。

[味]
風味はブドウのようなニュアンスを帯びた枯感。戻り香はカラメル。
甘味に包まれた、酸味と苦渋による軽いコクを感じるトップテイスト。
ミドルでは酸味と渋味がメイン。ジリジリとした収斂味を感じつつ、塩味が続く。そのまま穏やかにフィニッシュ。





今回のお茶は、シンブリ茶園の新茶。
茶園内の中でも良質なAV2クローナルが取れる、ティンリン区画の茶葉のみを使用したものになります。



香りはフルーツに寄った構成ですね。
花っぽいニュアンスはなくはないものの、強めに火を入れて円熟感を強化したような香りです。
アリヤ茶園のものとは全く違うキャラクターなので、同じ品種でも作り手で違いが出るなぁと感じられますね。
GOLDENTIPS FLOWERY GOLD 2023SF1



味わいはちょっと軽め。
甘味が一応目立つものの、苦渋含めて全体的に覇気がないというがぼやけたような……しっくりと味が決まっていない構成ですね。
シンブリらしい切れ味に乏しいのもなんだかなと感じます。
GOLDENTIPS FLOWERY GOLD 2023SF




酷くバランスが崩れているわけではなく飲みやすい方ではあるのですが、味が乗っていない感じがあってイマイチピンとこないロットでした。一つ面白い点を挙げると、ジークレフのシンブリと比べた時の香りの違いですね。
上に書いたようにAV2でもブドウっぽい香りは出ており、ジークレフのものはマスカテルというだけあってこちらもフルーティー。字面だけだと一緒じゃん、となるのですが、実際は異なります。

感覚的な話になりますが、クローナルの出すフルーティーさはかなり前に来る。
ちょっと香料っぽいというと乱暴ですけど「ハッキリと脳裏にブドウが映る」イメージです。
そのあとは花が来るので明るく甘ーい雰囲気に仕上がる感じ。
最後の最後までフルーティーであることは少ないですね。

一方チャイナは一歩奥にある。
木か枯れ葉のような香ばしさ、もしくは熟した木の実のような「なにかと混ざった・もしくはぼんやりとしたフルーティーなニュアンス」という感じ。ブドウ!という我の強さは出にくいと思います。
こちらは花の要素が香ることは少ないですが、代わりに冷めるにつれて発酵の甘さとフルーティーなニュアンスが蜜香のような甘さを作り出す場合があります。
いわゆるマスカテルフレーバーですが、これも同じで要素同士がくっついて構成されているという感じ。


一つ一つの要素が別個で感じられるからこそ温度で複雑な変化を見せるのがクローナル、みんなくっついているけど嗅いでいるうちに慣れたり温度で部分部分が鮮明になることで複雑が解けていくのがチャイナ……というところでしょうか。
飲めば飲むほど、「クローナルがチャイナの代用になることはないし、上下なんてない」と感じますので、やはりダージリンは面白い産地だと思います。






GOLDENTIPS FLOWERY GOLD 2023SF2







スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

けy

Author:けy
基本は国内外から手に入れた紅茶や緑茶や烏龍茶などお茶であれば産地・製法・価格問わずレビューしています。
買う理由が特にない場合は気に入った店のものを中心に購入して飲んでいます。
レビューするお茶に偏りが出ることもあるのはご了承ください。

レビューしてみてほしいお茶がある場合など何かありましたらコメント欄か右のメールフォームからお気軽にお問い合わせください。
リンクフリーです。

検索フォーム

ブログ村

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: