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t-break アッサム2023SF モカルバリイースト茶園 Betjaan

t-break アッサム2023セカンドフラッシュ モカルバリイースト茶園 Betjaan
価格:不明/30g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:並(セットで考慮) 評価:★6




t-break アッサム2023SF モカルバリイースト茶園 Betjaan

[抽出条件]
茶葉は1.8g量り取り、湯量135mL、95℃で4分。


[香り]
トップノートはなし。
ミドルノートはわずかな芋っぽさとサンザシのような甘酸っぱいニュアンス。冷めてくると植物感が増し、ランや水仙のような素朴な花香。発酵による穏やかな甘い香り。
ベースノートは稲藁のような穀物と枯れ葉。

[味]
風味はドライフルーツを思わせる少しシャープな枯感、戻り香はラズベリー。
口に含むとフルボディーで広がる穏やかな甘味。
ミドルではどしっとした収斂味と共にほのかな苦味と酸味を感じる。
じわじわとしたミネラル感でフィニッシュ。





今回のお茶は、セットならではの珍しいお茶ですね。
クローナルの手法が取られる前に盛んに利用された種子商が開発したというものの一つでベトジャーンというものの種から芽生えた実生のアッサムです。
特にアッサム種の個性が良く残っているらしいので伝統的なアッサムといったところでしょうか。
P126と同じ6月18日摘採で製茶の条件をできる限りそろえたらしいので、どう違うのかを見るにはうってつけと言えそうです。




まずは香りですね。
ここが一番分かりやすいのですが、トップノートというものがほとんどない。
クローナルのアッサムなら派手に主張する甘~いモルティーな香りがあるのですけど、そういうのがなくて地味です。
モルティー香はないわけではないものの、本当に大人しい。
「穀物を使ったお菓子」と「麦芽そのもの」というイメージの差です。
ただし、雲南の茶葉に見られる花のニュアンスや、ベリー系の果実っぽさがある点は特筆すべきアッサム種の個性と言えますね。
それら地味な主張が微妙に合わさって感じられるのは何とも言えぬ複雑さ。
個人的には飲み疲れないところが好きですね。
t-break アッサム2023SF モカルバリイースト茶園 Betjaan2



味わいも分かりやすく違う点がありますね。
いい意味で渋い。ずしっと重い。
P126よりも後味が濃いのは実生故かなという感じで、品種の個性とは言えないですが、違いと言えば違いでしょう。
t-break アッサム2023SF モカルバリイースト茶園 Betjaan3





派手な香りと雑味の出にくいP126、地味ながらいろいろ複雑さがあるワイルドな雰囲気のアッサム種。
どっちも良い所があるので好みによりけりですね。
アッサム種の良品のリリースがP126に比べて少ないのがネック……この部分はダージリンと似ているように思います。
ただ、ラツモニ茶園のように、アッサム種でハイクオリティーロットを作る茶園も現れてきていて、少しずつ日の目を見るようになってきているので、これからどうなっていくかが楽しみではあります。








t-break アッサム2023SF モカルバリイースト茶園 Betjaan1

こんな方にオススメ!
アッサム種の個性を知りたい方!



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