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辰翼茶荘 手作り 若蘭水金亀

辰翼茶荘 手作り 若蘭水金亀
価格:1800円/8.3g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:並 評価:★6




辰翼茶荘 手作り 若蘭水金亀1
辰翼茶荘 手作り 若蘭水金亀

[抽出条件]
茶葉1g当たり湯量20mL、熱湯での多煎抽出。最初に洗茶をし、蒸らし時間は1煎目20秒。2煎目以降は10秒ずつプラス。



[簡易評価]
辰翼茶荘 手作り 若蘭水金亀2

※詳細
・1煎目:抽出時間20秒
芳しい炭火の香りに、ほんのり焼けたドライフルーツの明るいニュアンス。
風味は円熟感が少しついた焙煎香。
口に含むと穏やかな甘味の広がり。
旨味を伴って舌の端に強めの渋さが感じられる。

・2煎目:抽出時間30秒
炭火の旨みが良く感じられる香り。
風味はほど良い香ばしさ。
穏やかな甘味のあと、重量感のある渋味が続いて広がる。
ミネラルがやや隠されつつフィニッシュ。

・3煎目:抽出時間40秒
炭火の香ばしさと僅かに花っぽいニュアンス。
少し渋さが落ち着いて、穏やかな口当たりが感じやすくなった。
後味に甘やかなミネラル。







今回のお茶は、岩茶。
使用品種は水金亀、焙煎度は中火、産地は碧石岩の正岩茶です。


水金亀はブログでレビューしたことはありませんが、いくつか飲んだことがあります。
私が感じ取った品種の特徴は……「かなり無個性」。
特に香りがそうですね。
おおよそ個性と言えるものはなく、ほぼ焙煎により付加された香ばしさが見えるばかり。
水金亀を飲んだ後に水仙を飲むと、「こいつ結構個性のある品種だったんだな」と感じるくらい、個性が埋没しているように感じます。
強いて言うなら、味わいがやや大人しめではある。
酸味が強いわけでも、渋味やエッジがあるわけでもない、穏やかな飲み心地です。
武夷岩茶というカテゴリのど真ん中にいるような中庸さなので、面白さはあまりない一方で安定感はあるとも言えます。



さて、そんな亀さんのリリース。
名前からなんか花っぽい雰囲気が出ていそうではあるのですが、どうも成語から取られているようで、別に蘭の香りがするというわけではない様子。
でも優雅なキャラクターではあるらしいので個性に期待です。




火はしっかり目に入っているものの、香りに関しては今でも良く感じられます。
煎を重ねると烏龍茶らしい花がある程度出てくるのと最初に多少円熟感があるので萎凋・做青、低温焙煎で香りを引き出したように感じられる技術のお茶という感じです。
香りに関しては没個性な品種だと思っていましたが、想像以上に頑固な様子。
辰翼茶荘 手作り 若蘭水金亀3




名前からして早めに飲んで美味しいタイプかな?と思いましたが、逆に熟成向きの岩茶という感じの味わいですね。
トゲトゲしさという意味での雑味は少ないですが、いかんせん苦さ渋さが目立つ若造という感じで、現状かなり飲みにくいので時間をかけて均してやりたい。
正岩茶らしくしっかりとミネラル感があるものの、渋さに覆われて感じにくくなっているので今飲むのはちょっともったいない感じ。全体が柔らかくなった時こそこの水金亀の真価が発揮されると思います。
辰翼茶荘 手作り 若蘭水金亀4




しかしそれにはかなり時間はかかりそうで、生き物の亀のような気の長そうなお茶ですね。
美味しく飲むなら10年くらい待った方が良いかも……。
が、それだけ耐えるほどに火が強くないので実際は6〜8年後がピークかなというところかなと思います。
50gかかえて数年待ってあげられる方向けの中国茶らしい楽しみ方ができるお茶だと感じました。




[予想飲み頃]
2028年~2031年



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